感想「眠れぬ夜はケーキを焼いて」(午後)3巻
辛い記憶が何度も呼び起こされることを
思い起こして撫でさすって、もう自分を傷つけないように、まあるくしようとしているのかもしれない
実際にそうかはさておいて、「忘れろ」と言わないこのマンガのやさしさに震えます。
夜眠るのと生きるのが得意でない、午後先生のコミックエッセイ。
苦しみの渦中でも、お菓子を焼いて、散歩をして、工作をして、生活をしてらっしゃいます。
苦しみ抜いている方ですから、「嫌なことは忘れろ」なんておっしゃらない。
「忘れないお前が悪い」に満ちた世界に、必要な暖かいマンガです。
5/8連載小説「空六六六」更新!
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