感想「暴力と不平等の人類史 戦争・革命・崩壊・疫病」(ウォルター・シャイデル 鬼澤忍 塩原通緒)
人類共通のユートピア夢想で。
「自分のパンが少なければ、多くとるものを殺せばよい。さすれば誰もがたらふく食える」
はあると思うんですよ。
そは確かか? を経済史から探したのが本書です。
……夢が破れた!
理由は多すぎるので、本書をご覧いただきたいのですが。
シンプルすぎる要約を申しますと。
「だいたいめちゃくちゃ短期間で、別のたらふく食える特権階級できるし! 特権階級ができる前は誰1人たらふく食えない! パンが回ってくるのは激レア!」
人類史、神も仏もねえッ!!!
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