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感想「ゴールデンカムイ」(野田サトル)30巻
先日堂々完結した、金塊争奪闇鍋ウェスタンマンガ。
野田先生の宣言通り、大幅な加筆がありました。
鯉登音之進少尉に対し、冷静さを欠くほどの加筆が!
鯉登ちゃんが! 大人になってる!
砲弾を食らった兵士の肉片が降り注ぐシーンで、鶴見中尉はテンションアゲアゲなのに対し、鯉登ちゃんはビビっています。
戦場を知らない若者感! いや知ってても怖いもんだけど!
そこからの展開がですね……。
野田サトルッカムイ、加筆するとき血液が液体窒素になるんですか?
しかしここから、鶴見中尉と正面から向き合う鯉登ちゃんがくるわけですよ。
え? まって。今気づいた。
鶴見中尉と暴力も腹に一物もなく、まっすぐに対峙したのって鯉登ちゃんだけじゃないですか?
薩摩隼人〜!!
鯉登音之進少尉ですよ、大人になりましたよ、わたくしの性癖は成長です。
今巻はチャンバラアクションが多めなんですが。
永倉新八の「来いッ! 薩摩の芋侍が!」とか「うぬが太刀筋未熟なり!」とかほんっとテンションアゲアゲになりました。
鯉登ちゃんが使ってるのサーベルだしなあ……。示現流には向いてなさそう(個人の感想です)。
でも! 時代が変わる象徴だと思います! サーベルは!
ああ……。次はどんな加筆があるんだろう。なんかもう愛しくてしんどい。
ご静聴ありがとうございました。
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