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過去は…

こんにちは、こんばんは。



実家に住むことになったので、皆さま把握のほどをよろしくお願いいたします!ということで、始めましょう。

詳しいことは今回書かないけど、とりあえず転職したよ!!同じ飲食業界ね!!



それでは本編~



色々なところで毎年書いている気がするけど、この時期は本当に毎回胸が締め付けられるような思いで過ごすことが多い。



転職、別離、転居とか自分の環境が変わる時期がね、特にここ11月に集まっている気がする。何なのだろうね。少なくとも思い当たりイベントが4回はあるしね。



だから、この季節の空気感が緩やかに自分の気持ちを萎えさせていく~みたいな感覚は毎年起こされるんだよね。

「あぁ、1年経ったんだな」って実感する時期は、年末より今のこの時期に一番実感する。



と、哀愁を帯びた内容から始まりましたが、今日は少し過去の回想をしたい。

内容の温度感的には変わらんけど(笑)

最近は、先のことを書くことが多かったから、たまには過去も振り返らないいと。

こういう時期だし(笑)



と、そういったブログを書こうかなと思ったのにもワケがあってですね。



大したものじゃないけど、最近、瀬尾まいこさんの「温室デイズ」という作品を読みました。

作品紹介ではないので、簡単なあらすじを載せておきますね。



「教室に紙飛行機が飛びはじめる。始まりの合図だ。もうすぐ崩れだす。でも、教師はまだ気づかない。日本の平和ボケは、学校の場でも存分に発揮されている。生温い方法では、もう追いつかなくなってしまうのだ。「今なら、なんとかなるはずだよ」。私は祈るような気持ちで崩れていく学校を見ていた…。この温室のどこかに、出口はあるのだろうか-。ふたりの少女が起こした、小さな優しい奇跡。ひりひりと痛くて、じんじんと心に沁みる。『幸福な食卓』の気鋭が贈る、とびきりの青春小説。」



要は、中学校でいじめられっ子2人が、学級崩壊を色々な角度から立て直そうとする青春小説。



いやぁ、瀬尾まいこさんの作品はこれで3作品目なのですが、前向きになれる温かい作品が多いですなぁ。終わり方がとても好き、「読み手次第ですよ、このエンディングの取り方は。」というスタンス。大好きです。200pくらいで、展開も早いし2人の視点が交互に代わって、サクッと読めるのでオススメ。



と、この作品を読んで学生時代を想起させ、懐かしさがぶわぁーーーっと来ました。



小説の舞台とは違うけど、この作品を読んで高校1年の冬に不登校になった時のことを思い出しました。



いじめられていたわけでもないし、何が嫌だったのかその時に言語化は出来なかったですけど、今ならはっきり分かります。



野球部を辞めようとしている自分に失望して、何もかもやる気が出なくなってしまった。かな。



何かを放棄するのはあり得ないっていう自分と

野球をやることが苦痛になって逃げだしたい自分との闘いで。



自分にも親にも嘘をついて、学校に行く時間に家を出て、適当に公園で時間を潰して、それっぽい時間に家に帰る。

制服姿で昼間に公園にいる学生を見て、親子とかは何を思っているんだろうなぁ、とかね。今になって思う(笑)



逃げ出したくなってしまったのが、その時初めてでした。



完璧主義な自分にとって、「辞める・逃げる」という選択をしてしまったその瞬間に、極端に言ってしまえば、自分の人生がどうでも良くなった瞬間になってしまった。

あの時から何かを頑張れることをしなくなってしまった。

自分の中で、何かを頑張らなくてもいい理由を見つけることが先になってしまった。



胸張って頑張ったって言えるのは、応援団長くらいかなぁ。

好きな子がいたからなんだけどね!!!



人格形成の基盤は、間違いなくその時に出来上がりました。



でも、何事に対しても中途半端になってしまうな、ってここまで自己分析ができるようになったのはここ最近。見たくなかった、気付きたくなかった、の方が正しいか。



どこだどこだ~って過去を探ってたら、やっぱりここに当たった。やっぱりというのは、当然自分でも見当は付いていたんですよ。



でも、過去の責任にしてしまったら、もう何もできないじゃないですか。

達観しているようで、頑張らない理由をまた見つけていないか!?っていう無限ループ。

だから、めっちゃ後悔してます。辞めなければ良かったぁぁぁあって。



もうどうしようもないから足掻くだけですね。

もうこんなガキみたいなこと言える年齢じゃないしな。



でも、そう思うなら野球部を続ければ良かったじゃん!!って声があるだろうなぁって、分かってるよ!!!!



さっきも言ったけど俺も今ならそう思います。



これは後で知った話なのですが、当時顧問をされていた先生は「何もかも背負わせてしまった。負担をかけすぎた、私が息子さんの力量を見誤ったのが全てです。」って母に言っていたらしい。これを知ったのは去年の話かな。

ただの過去の話として消化していたつもりだったから、「ははっ」って笑うだけしか出来なかったけど、今となれば少しは楽になっていた気がする。

自分の弱さが原因なのは変わらないけど。



そこからね、「何も価値がなくなった」って自分で思うようになって、字面通り受け取ってほしくはないんだけど、結構荒んでたと思う。それが高2。

そこからは、まだ間に合う!!って思って色々と手を出すようになって、必死に頑張って生きてるよ!!って誰に認められるわけでもないのに、そんな自己暗示をしてた。



その時に、もう1個気付いたことがある。

1か月くらい学校に行けなくて、その期間良くしてくれた先生がいて、その先生のおかげで学校に登校することが出来たのね。



意外とケロッと教室に行けて、その時にクラスメイトが迎えてくれて、1週間もすれば普段通りの生活になってた。



その時に、あれ?みんな意外と普通じゃね?って思ったの。

「他人は、どこまでいっても他人で。自分の事になんかさほど興味ないんだな」って。

これに気付いた。こう思えたことは、唯一の良かったところかな。



そっから、他人の目を気にして行動することが減った気がする。ゼロはさすがに無いけど。



今思えば、あの時にそういう経験をしたことが今に少しでも活かせているなら、して良かったなって思えるけど、今のところマイナスしかないから黒歴史だな(笑)



まじで幸あれ!!って思うけど、結局人生は因果応報でしかない。

やった分だけ報われる世界。ね。



ここまで読んでくれてありがとうございました。

久々に長めの文章を書いて疲れました。



前回のプラットフォームより、コメントとかしやすいと思うのでぜひコメントをくれると嬉しいです!!!書いてほしいテーマとか。



それでは、また次回。

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