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ぐるぐる思考、再発中

 またまたメンタル系のお話でござい。
 年明けくらいから割とメンタルの調子が良く、家族とも友人ともまあそれなりに程よい距離感で交流があって、張りのある生活に繋がっていました。それって余計な事考える暇も無いくらい仕事や趣味、約束事などやることがあったからかもしれない。
 
実は趣味では同人活動などしておりまして、今年入ってから本を2冊作りました。ところが締切りを終えて全てを出し切ったタイミングで仕事も落ち着き、人と会う予定も無い状況に。せっかくだ、あらゆる方面で酷使した身体を休めて久々の連休をのんびり過ごそうではないか。

 のんびりした結果、考え事ばかりしてしまいモヤモヤした感情の渦に陥っております。

 いや、些細ながらモヤりのきっかけみたいなものは思い当たる。母親から言われたくない内容のメールを送られたことである。以前も何度もこういうことはあり、近年はハッキリ「あなたがどう考えるかは自由だけど私にわざわざ聞かせるのは嫌だからやめてね!!」と言うようになっていた。その時は了解してくれるもののしばらく経つと約束は無かったことになっている。
 少し前までの私は家族からこういったある種の裏切りに遭うと泣いて半狂乱になり死にたいという気すら起きていた。しかし、今や諦めの境地である。相手は還暦過ぎの人間だ。ここで20代の若輩者が何か言ったところで変わるとは到底思えない。こちらが疲弊するだけだ。ならば自分の受け止め方を変えた方がよほど効率的だと悟った。

 そんなわけで今回のメールも適当に受け流した。とはいえ、死にたくまではならずとも気分はよろしくない。いっちょヤケ酒するか!と思い立ちコンビニへGO。解放日と称して好きに飲み食いした。あまり悪酔いするほうではなく、若干アルコール入った方が翌日調子が良い質なので翌朝はスッキリ爽快早起き、家事も捗るという好調っぷり。

 でだ、数日後家族で食事をする機会がありお酒も入った。やはり一言言いたかった私は「先日の件イヤだったよ、気を付けてよ」という旨を母親に伝えた。素面の時に伝えてもいいのだがこういう席で何気なく言ったほうがフランクな感じがしてお互い気持ちも丸く収まるであろうという意図であった。母親も、はいはい、そうね、といった具合で別に場が悪くなることも無く食事を終えた。

 しかし翌日、脳内反省会が止まらない。「酒にかこつけて言いたいことを言うなんて狡かったんじゃないか」「いやでも平和に話をするためにはああいう場で正解だろう」「酒飲んだ娘に責められたら嫌な気持ちだろうな」「でもたまには本音でぶつからないと、今まで我慢してお互いに良いことあった?」「そもそも発端はそっちだかんな!」もはや反省会というより一人討論会である。ぱっと見ボーっとしているだけだろうが脳内はものすごく忙しい。疲れる。
 何かして気を紛らわそうかとも思うけど、読みたくて買ったはずの漫画や録り溜めていたアニメも見る気にならない。生産性が無いどころかマイナスな休日である。そんな時は頓服を飲んでシャットダウン!寝るのがよい。

 ちょうどこのタイミングでメンタルクリニックの通院日だったので一連の流れを伝えた。「反省グセが強いんだねー。でも反省しない人よりする人のほうが成長するからね。この先30代40代になるとだんだん細かいことが気にならなくなっていくとは思うけど……」との言葉をいただいた。肯定的に言ってもらえてありがたい。ただ、細かいことが気にならない無神経な大人に傷つけられてきたと思っているので、「ほどよく図太く」なりたい(でも最近歳を重ねるにつれて無神経になっていってる実感はあるので周囲を傷つけないように本当に気をつけたい)。

 とりあえず脳内反省グセに関しては他人に迷惑をかけてはいないと思うけど、良いものではないので薬の力も時々借りながら改善していきたいな。あとは楽しい予定を作っていこう。無理に出かけるとか友達に会うとかじゃなくてもいいから。今は断捨離したいなと思っています。こうやってやりたいことを一つずつこなしていきたいですね。

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