22歳で仮面ライダーにハマった話。

大学3年の終わり、進級を控えた春休み、私はとんでもないものにハマってしまった。


仮面ライダーである。


仮面ライダーといえば、知っての通り、日曜朝9時からやっている、子供向け番組である。
私は2歳上の兄がいるのだが、兄も私も特に仮面ライダーに熱中していたという記憶はない。

そう私は、22歳で仮面ライダーの沼に引き込まれてしまったのだ。

まず、自己紹介がてら私のオタク遍歴を語りたい。

私が人生で初めて熱中したのはアニメである。
幼い頃は、セーラームーンが好きだった。保育園の卒園式でセーラーマーズの衣装を着た私の写真が今でも残っている。5歳児の私は、コスプレで卒園式に参加するという偉業を成し遂げていたのだ。その無邪気さに泣ける。

小学生の頃は、身近に気の合う友達がいたことが、さらに私をアニメオタクへと加速させた。アニメオタクというよりは、漫画も大好きだったので、2次元オタクと言った方が正しいのだろうか。
その後まもなくして、声優や2.5次元に沼落ちするのだが、まあ自然の流れだろう。

高校時代は部活で忙しくなり、アニメを見る時間ががくっと減った。その代わりKpopをよく聞くようになり、YouTubeでMVや音楽番組を見るなどしていた。

そして現在は、JO1という11人アイドルグループのファンをやっている。いわゆるJAMである。

ざっくり私のオタク遍歴はこんな感じだ。


では本題に戻ろう。私が仮面ライダーにハマったきっかけである。

大学生の春休みは長い。遊びの誘いもなく、何もすることがない私は、NetflixでHiGH&LOWシリーズを観ていた。HiGH&LOWは、以前いくつかの作品は観たことがあったのだが、改めてちゃんと観てみるとそれなりにハマった。

関連して次はPRINCE OF LEGENDを見始めた。PRINCE OF LEGENDは全く観たことがなかったのだが、正直「なんこれ？」という印象で始まり、「なんこれ？」という印象で終わった。しかし、私はオタクなのでそれなりにハマった。楽しかった。

何かコンテンツを与えられるとそれなりにハマるのはオタクの性なのだろうか、、、。

そして、PRINCE OF LEGENDで出会ってしまったのだ。
朱雀奏様の第2側近、鏑木元だ。

勘の良い君はもうお分かりだろう。

時間と興味関心があれば、オタクの行動は早い。鏑木元こと飯島寛騎くんの出演作品を動画配信サイトで探し始めたのだ。

私は、見つけてしまった。

そして「これみるか〜」ってほどの軽いノリで、再生ボタンを押し、現在に至るのだ。

その作品こそが、仮面ライダーエグゼイドである。

(何度も言うが、何かコンテンツを与えられるとそれなりにハマるのはオタクの性なのだろうか。
もしくはただのミーハー心なのだろうか。)

最初は、まわりに仮面ライダーを見てる友達なんていないし、そもそも子どもが見るものだし、と高を括っていたが、見事に落ちてしまった。仮面ライダー沼に。

仮面ライダーエグゼイドおもしろすぎ。放送終了から5年も経ってるのに、なんで誰も教えてくれなかったのだろうか。

放送当時は、私が絶賛高校生だった2016年だ。青春真っ只中、誰も教えてくれないのも無理はないだろう。

仮面ライダーエグゼイドの良さは、飽きさせないストーリー展開もあるが、1番はキャラクターの良さにあると思うのだ。全てのキャラクターのキャラデザ、キャラ設定、関係性が素晴らしく良い。
簡単に言えば、キャラが立っている、というのだろうか。そこがアニメ好きの私に刺さったポイントかもしれない。

ちなみに私の推しは花家大我である。花家大我良すぎ。

TVシリーズをみたあと映画(Vシネというやつは映画と違う？)もみて、その勢いで小説も読んだ。
この小説、クソデカ感情で溢れてしまった。映像化してほしい。
仮面ライダーエグゼイドを見た人は、是非小説まで読んで、クソデカ感情を味わってほしい。

どうでもいいが、私の中で仮面ライダーといえば外ハネのイメージがあるのは、何故なのだろうか。宝生永夢は理想的な外ハネ具合で、主人公感が相当強かったと思うのだ。先で述べたキャラデザの良さにつながるが。

仮面ライダーエグゼイドの他に、オーズ、ビルド、フォーゼをみたが、どれも面白かった。
実は仮面ライダーは大人向けの作品なのか。失礼だが、仮面ライダーがこんなにストーリーがしっかりしているとは思いもしなかった。
ここでは内容については語らないが、興味がある人は是非みてほしい。

今は仮面ライダーWを絶賛視聴中である。まだ3話なので、どうなるのかワクワクしている。

ちなみに仮面ライダーリバイスはちら見程度しかみていないのだが、今日の放送では、アギレラ様が変身し、大ニくんがボロボロになっていた。今度まとめてみたいと思う。

ふぅ。文章書くって難しい。こんな拙い文章を最後まで読んでくれてありがとうございました。

HiGH&LOWとPRINCE OF LEGENDに関してはいつかまた書きたいと思う。

あとJO1も。