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ちょっとだけ救われた話をします

こんにちは。
なんとなく体調がすぐれない
うじまるです。

この3連休ではしゃぎすぎてヘルペスできました笑
コロナやばいみたいなので気をつけないとですね。

今日は前回の予告通りここ最近で一番自分に刺さった本
のご紹介をしたいと思います。

本の名前は『ゆるく考えよう』(ちきりん)

もともとブロガーの方でブログの編集版みたいな本だそうです。

全部は紹介できないので今回も私が気に入ったことを書いていきます。

感想

まず、この本の感想ですが、なんかごちゃごちゃ難しく考えてしまう方には優しい本だなと思いました。
いろんなことを求められるし、いろんなことを考えなくちゃいけないこのご時世にそんなもん捨てちまえ!
もっと楽に自分らしく生きようよというメッセージが込められていると読んでいて感じました。

なので悩みが頭から離れない方やよくわかんないけどなんか不安という方は読んでいただくと結構頭がすっきりできるのではないかと。
気になる方は是非読んでみると良いかと思います。

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結論

いきなりですがこの本の結論から述べてしまうと
「固定観念に縛られないで」というものです。

頑張れば報われるとか調和が大切とかって
僕なんかは幼少のころから聞かされ続けましたけどこの本では

いやいや待ってくださいよ。
それは本当にそうですか?

と疑問符を投げつける本となっています。

その中で今日お伝えしたいポイントは3つです!
ではさっそく行ってみましょう!!

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多数派=正しいわけじゃない

民主主義の日本では多数派=当たり前のこと、正しいことと
認識されがちですが、この本はそれを否定しています。

僕も多数派の押し付けによく合います。

今現在、僕は結婚願望が無いのですが、その話を友達にすると
必ず決まって「なんで?」と返されます。

なんで?と返す人は世間では結婚するのが常識であり多数派とされているから思考停止で今当たり前となっていることが正しいと思っています。

「なぜ多くの人がやっていることをやらないのか?」はあっても
「なぜ多くの人がやっていることをやる必要があるのか?」という考えには至らないが故に多数派の価値の押し付けが起きてしまうそうです。

だからあなたが少数派の考えを持っていても思い悩む必要はなくて
皆人生のスタートもゴールも違うし、人生の主役はあなたであり、正解は多数派の中だけにあるものではないから自分の正解を進めば良いと教えてくれています。

ただし、少数派が正解と言っているわけでもないので個人的には何が正解かというより自分にとっての正解を探したり、人として必ず経験することには耳を傾けたりと視野を自分本位に向けないことは大切なのかと思います。

人として必ず経験することとは、歳をとらないとわからない苦労であったり、大切な人を亡くした時の感情など今現在では意識しにくいことでもいつかその時を迎えることになるかもしれない助言は聞いた方が良いのかもしれません。

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やめる決断をする

「石の上にも三年」や「有終の美」という言葉があるように
日本では耐え忍び、とにかく頑張り続けて、あたかも終わりが美しいものじゃないといけないという道徳的価値を持っています。

本当にそうでしょうか?

日本人が変化を嫌うのもそこにあると本書では述べられています。
もうどうにもならない現状でも終わりは劇的でなくてはならない、諦めてはならないという根性論に走って終わらせる決断ができない。

だから挑戦するのが怖くなってしまうのです。
挑戦した結果が違うと分かっても辞めることが許されないから挑戦が怖くなって安定を選んでしまうということです。

対して欧米では辞めることは戦略の一つ、合理的な判断と捉えられているそうです。

終えるタイミングを主体的に選択できることによって新しいことも始められる。
終着点が悲惨なものと分かったなら逃げるしか選択肢がない状態になる前に逃げて方向転換をする。

違っていたと分かったなら速やかに方向転換をしないと時間の無駄だし、どんどん挑戦するのに躊躇してしまうので、やめる勇気も必要です。

と語られています。

確かに頑張って頑張ってその先に得られるものは大きな価値を持っているのかもしれませんし、結果がどうなるかというのは終着点についてみないことには分からない場合もあります。

ブラックな会社を辞めて2年後に超ホワイト企業になってたということも
もしかしたらあるかもしれません。

なので自分がどこまで耐えられるのか、耐えた先に得られるものが確実にあるのかを考える必要はあると思います。

自分の人生のスケールで考えてみて自分の人生観に今の環境はあっているのか

新しくチャレンジしたいことと今やっていることのどちらが自分らしくいられるのか

というようにいくつか判断基準を持っておくとやめやすくもなるしチャレンジもしやすくなるのかなと思いました。

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成長と目的はセット

よく巷で見かける意識高い系の人は
「とにかく成長したい」とか「変わりたい」

なんてことを口にしている気がしますが(完全に独断と偏見です)

それはなんのために?

と聞かれたときに答えられる人は何人いるのでしょうか?

成長とはその先の目的があってこそ意味を持ちます。

お金を貯めるのは欲しいものを買うためであり
練習に打ち込むのは試合に勝ちたいからです。

そこで本書ではインプットとアウトプットについて書かれています。

アウトプット=目的達成の為
インプット=成長のため

と考えると少し考えやすいかもしれません。

インプットするのはアウトプットするためにあります。

なのでいくらインプットしてもアウトプット先がないと意味がないということです。

例えば、高学歴だけど全く実績が無く成果を出せない人と、学歴は低いけど実績と成果を出せる人はどちらが優秀だと言えるでしょうか?

勉強だけめちゃくちゃできてもそれが成果につながるとは限らないように

アウトプットに繋がらないインプットは意味がありません
【アウトプットに繋がるインプット】が大切なのです。

僕のブログでもそうですが、読んでもらってる人にとって
ちょっとでも助けになれば良いと思って本を読んだりして発信してますが

この発信が無ければ確かに自意識高い系の人間になっていただけだったなと思いました。

ビジネス書なんだからビジネスで生かせよと言われると弱いのですが笑

ただ、必要ないと思っていたインプットが思いもよらないところでアウトプットにつながることもありますし、つながることでイノベーションが起きたりもすると思うのです。

目的を見てから必要なものを探すのは確かに合理的ではありますが
いろいろインプットした末にアウトプット先が見つかることもあるのではないかと。

少し広い見方をすると
インプットしたことをアウトプットする手段を持っているかどうか
アウトプットする力があるかどうか

でもあるんじゃないかと。

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終わりに

長々とお付き合いいただきありがとうございました!

優しい言い回しで書こうとしたのにちょっと厳しめな感じになってしまったのが悔しいところです。

今回ご紹介したのはほんの一部でしたが
この本にはまだまだ素敵なことがたくさん書いてあります。


僕はこの本を読んでほんとに心が軽くなったというかもっともっと頑張らないとって張りつめていたものが少し緩んだ感覚になりました。

今まで読んだ本は論理的にという感じだったのですが、この本はまた少し色が違う感じがしたんですよね。

言語化が難しいのですが、一言でいうならちょっと救われた気がした
といったところです。

ネガティブに陥りやすい方や~しなきゃいけないという考えが強い方は
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

それではまたお会いしましょう('ω')ノ

うじまる

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