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著者に会いたい 『内村鑑三問答』=立教大学名誉教授 鈴木範久さん

『朝日新聞』2024年9月7日(土)付書評欄に恩師・鈴木範久先生が紹介されていました。

「著者に会いたい 『内村鑑三問答』=立教大学名誉教授 鈴木範久さん」。

鈴木先生は、無教会主義のキリスト者内村鑑三研究では世界一の先生で、いつも謙虚に研究されていましたが、まだまだお元気で仕事を続けられています、本当に頭がさがります。

鈴木範久『内村鑑三問答』新教出版社。

今度の本は「ひとひねりして、あまり気張らずに書きました」。

ある女性と関係が出来たという志賀直哉の人生相談。

「困ったなあ」と笑いながら嘆息した内村。


「いちばん好きな内村像ですね。教えないし、指示しない。私は、内村が無くなった年より20歳上の、89歳になりました。若い頃は仰ぎ見て、手放しで尊敬する面もありましたが、もう手放しじゃない。内村と会えたら『やあ』と話したい。日本に生きた、話の通じ合える一人の人間、というのが帰結でしょうか」。

『朝日新聞』2024年9月7日付



恩師の学恩を忘れず、自分自身も頑張っていくことで、よりよいまちづくりができればと思います。


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氏家 法雄 ujike.norio
氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。