上げすぎた心のハードルは、乗り越えずにくぐってみても良い
こんにちは。手帳めくリエーターのharukaです。
最近、紫陽花と手帳の写真を撮るのにハマっています。(ハマっていますと言いながらまだ2回しか撮ってないけどこれはハマっていると言えるのでしょうか)
このタイプの紫陽花が一番好きで、見つけるとテンションが角砂糖2個分上がる。
一番好きなのは青い紫陽花だけど、ピンクもかわいい。元気をもらえる。
そんな、紫陽花がたくさん咲いているこの季節が大好きです。
梅雨なのに雨があんまり降ってなくて、あ〜今年は傘売れてないだろうなぁとかいらん心配してる。(元小売業ならでは)
そんな曇り空の梅雨のある日、友達と道を歩いていたら、見知らぬ外国人のお姉さんが見知らぬ外国人のお姉さんに声をかけて、道端で写真を撮ってもらっていました。
見知らぬ外国人のお姉さんは、見知らぬ外国人のお姉さんに道に咲いている紫陽花と自分の姿を写真に撮って欲しかったようで、声をかけていた。(会話を聞いたわけではないけど、2人の動きからそういう流れだとわかった)
どちらの見知らぬ外国人のお姉さんも一人で歩いていて、私たちはその光景を数メートル後ろから歩きながら眺めていた。(見知らぬ外国人のお姉さんて言いたいだけみたいになってきた)
そして私たちは、「なんかすごいねぇ」「ね、すごいね」と話しながら、そのお姉さんが撮っていた紫陽花の前で立ち止まったのでした。
何がすごいねって、一人で歩いている時に知らない人に声をかけて、道端のお花と自分の写真を撮ってもらおうと思うその気持ちと行動力がすごいねって話。
私だったら、「あぁどの人に声かけようかな」「そもそもそんなに人が通らないなぁ」「言葉通じるかな」と小さな心配事がたくさん生まれて、結局紫陽花の写真だけ撮って終わるだろうな。
でもその見知らぬ外国人のお姉さんは、「自分一人では紫陽花と映る写真が撮れないから、誰かに頼もう!」と思って、通りかかったまた別の見知らぬ外国人のお姉さんに声をかけたのだと思う。
そこに多少の葛藤はあったのかもしれないけど、見知らぬ外国人のお姉さん達のやりとりは一瞬だったので、かなり「すんっ」と終わったそのやりとりが、なんだか新鮮だった。
これが有名観光地とかならこういう光景はよく見るけど、代々木八幡宮の横の道で目撃したのは初だったなぁ。(紫陽花を写真に撮りたい気持ちはとてもわかる)
日常生活で、こういう「ちょっとした人に頼みたいこと」って結構ある気がしていて。
例えば「満員のエレベーターで人にボタンを押してもらう」とか、「ラーメン屋さんとかのカウンター席で隣の人寄りにあるティッシュの箱をとってもらう」とか。(あるある?ないない?笑)
こういう時、その依頼をする前に少しだけ、ほんの少しだけ「あぁ頼むのが面倒くさいな」という気持ちや「自分でできたらな」とか「迷惑かな」とか思ったりする時がある。
でも、そういう心配やプチ面倒くさい心って、依頼してしまえば全然大したことなく受け入れてもらえることが多くて「あ、よかった」となる。
実際頼まれた方は「はーい」と思って引き受けるし、そこに特に何の嫌な気持ちも生まれないのに、何故自分がお頼み申す時だけは遠慮がちになってしまうのだろう。
うーん。
きっとこれは、小さな時から社会で「人に迷惑をかけてはいけません」「自分のことはできるだけ自分で行いましょう」みたいな教えを叩き込まれて(?)いるからな気がする。
世の中にはいろんな方がいるから、自分は良くても相手は嫌かもしれない。
自分にはどうってことはないけど、相手には迷惑かもしれない。
そうやって心の中に謎の心配事をためてしまい、「人にささやかな何かを頼む」ことへの心のハードルがどんどん上がる。
実際に人に何かを依頼して嫌な顔をされた記憶がある人は、なおさらハードルが頭上はるか上までぐんぐんと上がってしまうだろうね。
でも、その見知らぬ外国人のお姉さんの雑念のなさというか、「自分ができないなら人にお願いしたら良い」と思う心(正しくはその行動を通して私がそう受け取った心)が、とても爽やかに見えて。
もしかしたらその見知らぬ外国人のお姉さんも、知らない海外に来て、紫陽花が綺麗だなと思ったけど写真を撮ってくれる人が見当たらなくて、その道を行ったり来たりしてた中での出会いだったのかもしれない、けれど。けれど。
「自分ができなければ人にお願いする」ということは、全然申し訳ないことではないし、自分が誰かにしてもらったら、次は自分が誰かにしてあげれば良いから。
そうやって、上がりに上がった心のハードルを、頑張ってよじ登ったり飛び越えたりできないのなら、ちょっとしゃがんでくぐってみても、良いんだよ。
と、教えてもらった気がしたのでした。
このあと代々木公園へ行って四葉のクローバーを探してみたら、2.3個見つかってびっくり。友達が四葉のクローバー見つける達人で、そのご利益(?)を頂いた感じだった。すごい。。。
そんなことがあった日でした。
読んでくれた人、ありがとう!!
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