![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136150862/rectangle_large_type_2_0d68a1cbbc83b716bdb74574970f6c98.jpeg?width=1200)
②狐野彩人 北海道に行くなら船?飛行機?どっちが楽しい?
「仙台ってマジで行かないんだよね~」
北海道文化放送(UHB・フジ系)の新人アナウンサー、狐野彩人(このさいと)です。
昨年末、高校の同窓会がありました。そこで言われたのが冒頭のセリフです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712216367058-hlkxWYFuT5.jpg?width=1200)
「札幌から仙台にはなかなか行こうと思わない。どうせ飛行機で移動するなら東京か関西に行く。」
北海道民にとって東北地方は、直線距離としては一番近い地方なのにいざ行くとなると腰が重たい場所みたいです。こたつに入っている時のテレビリモコンまでの距離に似ています。
似たようなことを仙台に住んでいても言われました。
「北海道に一度は行ってみたいが行った事がない。」
両片思いが続く北海道と仙台。
これをつなぐのは誰か、
![](https://assets.st-note.com/img/1712216762374-hB0D6cHaJO.jpg?width=1200)
私です。
北海道に拠点がありつつ、福島記念(競馬)・東日本女子駅伝の際は毎年東北に応援に駆け付ける弊社・UHB。そんなところに入社した道産子東北大生。お任せください。
![](https://assets.st-note.com/img/1712216870964-mkPMT4dqc0.jpg?width=1200)
今さら双方の土地の魅力や名物を言ってもありきたりです。したがって今回は、「船と飛行機、どちらが楽しく仙台から北海道に上陸できるか?」をテーマにします。この内定者課題、第2回は「#つながる北海道」ということで、仙台から飛行機・船で北海道に向かってみたレポートです。北海道を空から攻めるか、海から攻めるか(打上花火みたい。)道民の方は仙台から帰ってくるときの参考にしてください。
なお、「電車は?陸路は?」という声については新幹線が札幌まで届いたときに調べたいという返答に変えさせていただきます。
料金・時間の違い
旅行するにあたってまず気になるのは交通費。調査当時は学生だった私。もちろんコストはかけたくない。ということで双方の最安席の料金を比較してみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1712216927060-uZrwEeZ51G.jpg?width=1200)
こう見るとタイパ・コスパに追われる現代人は圧倒的に飛行機一択ですね。
仙台港から北海道・苫小牧港までの船は1日おきで運行しています。仙台駅から仙台港までは直通のバスで行くか、JR仙石線で中野栄駅まで行ってバス・タクシーですね。今回私は原付で向かいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712216989347-KjmYZHgBVx.jpg?width=1200)
出向は夜。エスポワール号ではなくきたかみ号です。個人的にはきそ号が好きです。海軍さながらのカレーなどフードが充実しています。
空港・フェリー内の食べ物
![](https://assets.st-note.com/img/1712217021301-drpUlE0cdn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712217065021-6nQYYXghvJ.jpg?width=1200)
きたかみ号には豪華なビュッフェがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712217084130-ADQuYVJWfR.jpg?width=1200)
ただ当時学生だった私の財布のひもは固く、この日は売店の“黄色いモノ”で済ませました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712217128482-z1j1RUeBKU.jpg?width=1200)
ちなみに船旅の極意は「食べたい時はその場で食べる」です。なぜなら後回しにすると船酔いして食べる機会を失うからです。「海でもんじゃを作るくらいなら食べないでいよう…」
僕は朝食を抜くことになりました。
きたかみ号の良いところ。それは船内で土星を眺めることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712217163882-cEa2i4XLAG.jpg?width=1200)
せっかくなので宇宙の中でご飯を食べたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1712217193482-hMOlqZqxpg.jpg?width=1200)
いつもより創大な味がしました。
仙台空港では牛タンやラーメンなど仙台名物を手軽に食べることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712217223432-DTAPXgQM0X.jpg?width=1200)
ずんだシェイクを飲む場合は「小」をお勧めします。理由はラーメン二郎と一緒です。多すぎて後半きつくなります。(個人の感想)
空港の絶景ポイントと船内からの景色
![](https://assets.st-note.com/img/1712217271624-UcXaKdbk4l.jpg?width=1200)
仙台空港には展望テラスがあります。エスカレーターで3階に上がった後エレベーターで上昇します。ドラマにありがちな「元気でな~~!!」ができます。花沢類を見送る道明寺のように。{『花より団子』より(他局です)}
![](https://assets.st-note.com/img/1712217295761-A1dWraehGA.jpg?width=1200)
船の醍醐味といえば潮風に当たって物思いにふけること…!出港直後の夜景は胸を打つものがあります。港から我々を見送るかのような光の数々。お返しに「いってきます!」と元気に答える汽笛。ただの移動手段なのに何だか旅の1ページが始まるかのような感覚があります。
私の船デビューは大学3年の春。
乗り物酔いしやすいため、最初は食わず嫌いしていた船。バイク旅行中の移動手段として初めて乗船してみたらスマホは圏外。動く孤島のような感覚。それが(一旦吐いて寝たら)すぐに楽しく感じました。甲板に出ると広がる海。海と空の境目がはるか遠くで混ざり合っている景色を見ると、何かを二つに大別することは難しいと感じます。好き・嫌い、善・悪、白・黒。明確に境目を考えることが無粋なのかもしれません。むしろ空と海の青が溶け合うところに美しさがあり、届きもしないその境界に向かって進み続けるのが人生なのかもしれない。船の後方に移り、白い轍を目でたどると何だか自信がつくのです。自分は立ち止まっていたり寝たりしてサボっていると思っていても、意外と物事は進んでいる。どこまで来ていてどのくらい進んでいるかわからないけど、それでも進んでいる。一応の目的地は伝えられているものの、いざ海上に立つとどこに向かっているのかわかりません、それでも進んでいる。後方から先頭に行ってタイタニックごっこでもしてみるもんなら簡単に海を切り開くことだってできる。それが船旅です。
そして最も大事なのは、大雨が降ったら船内に戻って避難すればよいのです。時に逃げても物事は進んでいるので安心して休めばよいのかなと心を落ち着かせることができます。
それでは最後に避難場所である客室を見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1712217344222-UPFC1RJkzp.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712217359286-Mz3Q1WF5Lt.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712217841517-I2OOEkuZwN.png?width=1200)
ぴったり!!!!!!!
#UHB #北海道 #船旅 #旅行 #アナウンサー #内定者課題 #フェリー #船 #旅 #仙台 #自己紹介 #この街がスキ #エッセイ #スキしてみて #日常 #大学生