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『椿ノ恋文/小川糸』を読んで

大好きなツバキ文具店の3作目です。

うんうん♡この表紙の感じ♡

ポッポちゃんが子どもを2人産んでいて、QPちゃんを含めて3人のお母さんになってました。そして、可愛かったQPちゃんは中学3年生になってて受験生で反抗期!
時の移り変わりを感じました。

代書の依頼も順調ですっかり板についてきていました。
代書については、余命宣告を受けている方からの依頼だったり、老いた父親に免許返納をお願いするものだったり。タイトルにもなってるように最大の主題は、亡くなった先代の秘められた恋文のことだったり。
全体的に老いと死の匂いが強かったです。だからと言って、暗いわけではなくて、ほのぼのと優しいのです。

帰国したバーバラ夫人が女子会の最中の会話で「男を必需品にしちゃダメ、男は嗜好品」「女を消耗品扱いする男はダメ」という意味なことを言ってたのに大賛成しました。寄りかからずに自立してひとりでも機嫌良く生きてこそ大人ですもの。

最後に明かされるQPちゃんの反抗の理由も可愛かったなぁ。

あー、好き♡
またまた鎌倉に行きたくなりました♡
伊豆大島にも行きたい♡

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