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テュル活民必携の事典たち
先日公刊された例のあの本、なんとか手に入れることができました。
いやー。これはすばらしい事典というべきか、テュル活民待望の一冊と言えるでしょう!またこれでしばらくは、飽きずに生活できますね!
テュル活民必携の事典といえば、これまでも該当図書は出ています。昔ウズベク語で書かれた「旧ソ連時代の中央アジア」というテーマの内容の翻訳をやったことがありました。この時、当時の所属先のえらい先生から「参考文献のリストを作れ」との命を受けたことがあるのですが、その際に別の先生に紹介してもらったというのでよく覚えています。
以下の2冊。2冊目は事典かどうかと言われると難しいところかもしれませんが、テュル活民必携の書といえば、という意味で紹介します。
小松久男他編(2005)『中央ユーラシアを知る事典』.東京:平凡社.ISBN: 978-4582126365
小杉 泰他(編)(2008)『イスラーム世界研究マニュアル』.愛知:名古屋大学出版会.
上記2冊のことは、その翻訳案件の時期があまりにも体力的・精神的にきつい時期だったのでよく覚えています。
思えばあの時は、我ながら体力がありましたねえ…。
今から15年前、2008年ごろといえば、例の「しくみ」の執筆も進行していましたから。ウズベク語の夏の研修もありましたし、それに伴う教科書の執筆もありました。一つ一つの仕事の出来はともかくとしても、当時はよく「もった」なと思うのです。テュルク諸語の話ならともかくとしても、周辺領域についての仕事は当時はほとんど知識も関心もありませんでしたからね…。
今もそのあたりについては門外漢であることには変わりがないのですが、以前よりはだいぶ積極的にアプローチしていこうという心境になっています。これは年を重ねたゆえの帰結なのかどうなのか。ともかく、一アマチュアとしてのテュル活民たる私が『中央ユーラシア文化事典』を新たに手にした喜びはみなさんと共有すべきでありましょう。
これを読んでまた勉強して、私自身もまたいつかテュル活がらみの仕事ができたらいいっすなあ…もっとも、自分にできそうな仕事はあまり多くはなさそうではありますが…!
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![吉村 大樹](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173281934/profile_953f1e6dd0436f4ca73e8e6926eb1fb7.jpg?width=600&crop=1:1,smart)