今日の私の話題は、もうこれに尽きます。
先月末、年度末ぎりぎりに印刷していただいた言語研修の教科書。印刷版が本日、こちらに届きました。内容については、いずれオンラインでも公開される予定ですが、それはそれとしてやはり紙版で賜りますと実感がわいてきます。
ずいぶん長くかかってしまい、関係者各位にもずいぶんご迷惑というかご心配をおかけしました。おそらく内容としてももっと改善の余地はあるでしょう。しかし度々書いておりますように、その点については今後また機会をいただいたときによりよいものにするとお約束させていただくということで、まずはひとまずの完成を喜びたいと思います。
せっかくですので、『文法教本』のほうで私吉村が書いた前書きを引用してみましょう。最後、自分の名前の前の部分はは我ながらやや大仰だなとは思いつつ。
この教科書の原型の執筆は、実はアンカラに滞在していた2018年ごろから開始していました。
その後私自身の仕事が遅かったもので、結局なんだかんだしながら最終的に印刷・製本に至るまでに5年くらいはかかってしまったということになるのですが。それだけの時間がかかった割には…と自分ではどうしても思ってしまう部分もあるのですが、ひとえに吉村の力不足によるものであること、また同時に共著者のグリエヴァ先生のお力添えのおかげで、吉村単独で仕上げるよりははるかによいものになったはずだ、ということを強調しておきたく存じます。
ということで、近い関係者には別途送付させてもらいます。それ以外の方も、近いうちに内容公開されると思いますのでその時をしばしお待ちいただきたく。
小さい夢ながらも、2014年にアゼルバイジャン語を始めてからずっと願っていたこと、「自分の名前が入ったアゼルバイジャン語の教科書を作る」という希望をかなえてもらいました。今日は何はともあれ、この喜びを書き残しておきたいと思います。