花火を見る前に寄り道したら出会った横浜の歴史的建物(称名寺)
寄り道好きなhamashunです。
どこか出かけると必ず寄り道をしてしまう。近場のスーパーに出かけたらいつもと違う路地から帰宅する。映画を見に隣の駅まで電車で行き、帰宅時はわざわざ歩いて帰る。
周囲からは非常に無駄だから早く帰れば良いのにと言われるけれど、寄り道はやめられない。だった、いつもと違う路地に入ればもしかしたら何かドラマが生まれるかもしれない、新しい道を発見できるかもしれない。
基本的には、そんな劇的な発見は起こることはないけれど、時折クリーンヒットをすることがある。それが先日横浜市金沢区で開催された第50回金沢まつり花火大会に行くために寄り道した時に起きた
出発地点は、京急線金沢文庫駅
第50回金沢まつり花火大会会場の最寄り駅は、海の公園南口駅。だけど寄り道をするために金沢文庫駅に降りて、会場に向かうことにした。駅降りてすぐ見つけたのは、”金沢文庫すずらん通り商店街”。横浜初、アーケードがあった商店街らしい(日本初は、九州市小倉の魚町銀天街)。残念ながら既にアーケードは撤去されてしまったようだけど、名前の通りすずらんの提灯があり、レトロな感じ。でも賑わっていて活況があり素敵な商店街だった。
ただの駐車場の柵なのに、夏休みの宿題が浮かぶ
商店街を右手にまっすぐ足を進める。すると緑の柵に覆われた月極駐車場がある。なんの変哲もない駐車場だけど、いい絵になる予感があル。葉っぱと青空に焦点を当てて撮影したら、青空に”夏休みの宿題”と白く文字を入れたくなるような写真が撮れた。
住宅地に突如あらわれた石の道
ひたすら真っ直ぐ足を進める。見渡しても住宅が続く。どう写真を撮るか考えていたところ、突如、鳥居と共に大きな石の道が目の前に現れた。近くに看板があり、”称名寺”と書いてある。軽く一礼して鳥居をくぐった。
横浜市最古の建造物を発見
石で出来た道を進む。両脇は住宅のようなので、失礼にならないよう静かに進む。すると、駐車場と書かれた看板と茅葺き屋根の門が左側に見えてきた。駐車場の脇に置かれていたこともあり、茅葺き屋根の建物は、トイレだと考えていた。ただ、見渡しても入る場所がない。というより門しかない。建物を一周ぐるりと回ったら、看板があった。
”称名寺塔頭光明院表門”と書かれている。1665年に造営された建造物で、横浜市で一番古い建物らしい。称名寺塔頭光明院は、江戸時代にあった五つの塔頭の筆頭だったそう。寄り道していなかったら絶対に知らなかった情報だ。
阿形・吽形が待ち構えている
茅葺き屋根の”称名寺塔頭光明院表門”を左手に真っ直ぐ進むと、実に立派な木造の建造物が目の前にあった。この門は"仁王門"。仁王の名の通り、阿形・吽形が両脇に設置されている。関東では最大級の阿形・吽形の像らしく、神奈川県の重要文化財にも登録されている。
心の中で季節を想像する
仁王門の脇をくぐるとそこは、大きな浄土式庭園が広がる。称名寺を紹介しているHPによると春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色が広がる。この画角で春夏秋冬撮影したら綺麗だろうなと思いながら撮影。
本堂に着
橋を渡っている最中、池を見ると、カメが泳いでいる。日向ぼっこしている姿を見たことはあるけれど、カメが積極的に泳いでいるのはあまり見たことがないかも。そんなカメを見ながら、本堂に着。お参りさせていただきました。
花火を見に来たはずが、歴史的な建物に出会ってしまった今回の寄り道
"金沢文庫すずらん通り商店街",”称名寺塔頭光明院表門”, "阿形・吽形がいる仁王門"と花火を見に来たはずなのに、寄り道したら歴史的な建物に出会ってしまった。称名寺は人が少なく、静か。でも歴史的なものが詰まっている。中々観光では来ない、知らない場所だけれど、横浜来た時、鎌倉ではなくあえて、称名寺に観光に来るもの面白いかもしれない穴場スポットだった
(おまけ)金沢まつり花火大会
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今回撮影で使ったカメラ・レンズ・三脚です。
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