日本にいながらアメリカを散歩して戦艦を訪問する(どぶ坂通り&三笠公園)
非常に強い勢力を保ちながら関東に急接近した台風7号が一夜を明け、先日の雨が何もなかったような快晴となった土曜日。明後日は仕事が始まることに愕然としながら、残りの2日間何をするか考えていました。ふとテレビを目にすると横須賀中央の特集をしています。そこで横須賀中央について調べてみたところ、アメリカと日本文化を融合した地域”どぶ坂通り”や大日本帝国海軍の戦艦”三笠”などワクワクする場所を発見。というわけで、”この暑いのに出かけるの!?”と家族に言われつつも、愛機の富士フィルムx-t5とxf15-55 f2.8 r lm wr を持って、フォトウォークに出かけることにしました。
出発地点は、京急の汐入駅から
玄関先は、どぶ坂通りの最寄である駅である京急電鉄の駅”汐入駅”です。駅のホーム降りたらすぐ進行方向先に大きなトンネルがあります。汐入駅まで電車に乗りながら思っていましたが、京急電鉄はトンネルの区間が多いですね。乗車した電車もすぐ、トンネルへ進んで行きました。
近くのトンネルに壁画を発見!?
駅のホームを降りたら、すぐ近くにトンネルを発見しました。トンネルに入ると横須賀港の昔の様子を模式した絵が描かれています。ただ、いつの様子を表したものなのか、誰が書いたのかのか、色褪せてよくわかりません。なんとなく明治の時の様子を描いたものかなと勝手に想像しています。
日米融合の息吹を感じ始める
駅のホームのそばにあったのは、Tatto店。海外に行くと、Tatto店は至る所にありますが、日本だとあんまりないと思う。まして駅前のすぐそばにはない。汐入駅には、米軍海軍基地があるため、多分その影響なのでしょう。駅のホームから日米融合の息吹を感じ始めました。ここから先に控えるどぶ坂通りが楽しみになってきました
どぶ坂通り到着
駅から歩いて5分ほどでどぶ坂通りに到着。通りは一見、日本の商店街のように見えますが、英語表記の看板が至る所にあったり、スカジャンのお店やネイビーバーガーのお店があり、アメリカの裏路地って感じです
おしゃれではなく、普通の張り紙として英語表記
アメリカ風のお店や洒落ているお店に行くと、英語の張り紙が貼られていることは多いけど、どぶ板通りでは、普通に情報を伝える手段として英語表記なのが面白いです。
まるで海外だ、FOR SALE
いらない車をガレージ前に置き、FOR SALEの看板を立てかけてる。興味のある人は、看板に書かれてある電話番号に連絡して、車を売ってもらう。海外ではよくある光景ですが、日本でもこのスタイルがあるとは珍しい気がします。
ひたすらまっすぐ歩き、三笠公園に到着
どぶ板通りをまっすぐ歩いて10分くらいで到着した三笠公園。三笠公園には、大日本帝国海軍の戦艦「三笠」があり、見学することができます。観覧料金600円だったので「三笠」を見学することにしました
大砲の照準が街に
デッキに出ると見えるのは、大きな大砲。尾栓(砲弾を入れる場所)は塞がっていますが、砲身は街に向いています。
見学に行くまで「三笠」は、第二次世界大戦中に活躍した戦艦だと思っていたのですが、東郷平八郎が率いて日露戦争中に活躍した戦艦でした。資料によると、1925年には現在の三笠公園に保管されていたようです。
カールツァイスに反応してしまった
「三笠」の船内には東郷平八郎の持ち物、当時の船員の服や司令室などの部屋も見学することができます。その中で思わず反応してしまったのが、双眼鏡。この双眼鏡は、カールツァイス製でした。カメラ好きなのでテンションが上がります。
三笠公園を見渡す
再度戦艦「三笠」のデッキから三笠公園周辺を見渡しました。天気が良いので、猿島がよく見えます。運が良ければ南極観測船「しらせ」も停泊していたのですが、今回は見れず。ちょっと残念
異国と時代を感じた訪問地
今回、初めてどぶ板通りと三笠を訪れました。米軍海軍基地が近くにあることもあり、汐入駅やどぶ板通り含めて周辺はどことなく、アメリカ要素はありつつ、日本的な要素もあり、日米がうまく融合されている街だと感じました。米軍海軍基地もいつかは行ってみたい。戦艦「三笠」は、日露戦争時代に活躍した戦艦を間近で見れ、船内の案内文を見ながら、日露戦争時代の当時の戦況化や暮らしなど知ることができ、勉強になったなと思います。
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今回撮影で使ったカメラ・レンズです。