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面白い企画は、考え続けることからしか生まれない。

みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。

先日8/3に、私が現在受講している講座、
宣伝会議さん企画。
コピーライター、アートディレクター養成講座

「アートとコピー」

の第6回講義が行われました。

今回のゲスト講師


今回のゲスト講師は、
博報堂でCMプランナーとして活躍されている「鈴木智也さん」

サントリーの「伊右衛門」など数多くCMを手掛けた方です。


鈴木さんの講義はこのようなお話から始まりました。

CMはセンスや才能は必要のない業界


そう言われて、
そもそもセンスがデフォルトで備わっている人が言うことだから、言葉をそのまま受け取らない方がいいだろう。
と、少し斜に構えた捉え方をしていたのはここだけの話。

鈴木さんの話は続きます。

「いいモノに仕上げるためには努力がいる。」
そのためには、
アイディアの分母をあげる必要があり、
とにかく量を考え続け、
ダメなアイディアにも出会う機会を増やしていく必要がある。

講義の中で何度も言われていたが、
企画を面白くするためには考え続けること。
とにかく数を考え続けることだと言う。

鈴木さんは毎回、一つの企画で1冊ノートにアイディアや考えを書き込むらしい。

センスより思考量!

才能で作るモノではなく、たくさん考えることから始まる。

「CMはセンスや才能は必要のない業界」のその答えはこういうことだった。

そして動き出した企画は、最後まで良くし続けるために検証し続ける。
本当にギリギリまで編集室で粘る。


月並みかもしれないけど本当にこれが答えで、
最後まで悩み、検証し続けて作られたモノだから世に出て来るんだろうなぁ。
と思うとともに、
最近良く見かける、簡単に学べて稼げるようになる系の広告がどれだけいい加減で、誰も幸せにしないモノかがよくわかるなぁ、と思ったりしました。


モノを作る姿勢


今回私の中で嬉しかったのは、
鈴木さんのような第一線で活躍されている方の「モノを作る姿勢」に触れられたことだと思っています。

CMという1分にも満たない動画の中に、どれだけの思いを込めて真摯に向き合っているのか、
やっていることは、
「良いモノを作るためにとにかく考え続ける。」
という誰でもできることなのに、誰にもできないレベルでやり続けるから第一線で活躍できるんだろう、と思うとともに、

一つの企画に対して、1冊ノート書き切る!
という、少し狂気にも似た変態的な仕事をされていることも知れたのは本当に感謝しかありません。


まとめ


ここまでをまとめてみると、

センス=アイディアの分母

ということで、

いい企画を作るためには、とにかく考え続ける。

そして最後まで企画を良くするために、

ギリギリまで粘って検証し続ける。

とにかく脳みそが焼き切れるまで、焼き切れても考え続けよう!

ということかと思います。

鈴木さんの過去に経験された大きな失敗談のお話も交えながら、モノ作りに対する姿勢を聞けたことはとても貴重な経験になりました。

企画を制作する時や、アイディアを出す時、
思いつかずに泣きそうになったり、苦しんだりしても、
トップの人も同じように悩んで、苦しんでいる。

私は、あなたは一人じゃない。
みんな同じように苦しんでいるから、また頑張りましょう。

という言葉ももらい、
また今日も少しでもいいモノを作れるように考え続けて行こうかと思います。


以上、ウエマツでした〜


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