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Épisode 15. カリカリクッキーシューは上手く焼けるのか?!の巻
気持ちはパティシエールのはるのとみさです!
今更ながらあけましておめでとうございます⛩
今年もうちパティをよろしくお願いします🐣
スウェーデンと日本でオンラインビデオ通話をしながらお菓子を一緒に作ると言う趣旨のブログです✌️
まず新年一発めはクッキーシューを作りました。
以前、チーズケーキを作った際に購入したトンカマメを持て余している・・・というはるのからの相談で、またもやミスターチーズケーキのレシピで作りました。
▼チーズケーキの回もみてね
クッキーシューを作りました。
シュークリームてすごく難しいイメージだったのでドキドキです💓(はるの)
シュークリームは記憶上2回目の挑戦ですが、前回作った時はほぼ友達がリードして作ってくれたのでほとんど見てるだけで…自分で1からやるのは今回が初…!工程も複雑で少し心配でした🌪️(みさ)
材料(12〜13個分)
■カスタードクリーム
・牛乳 250ml
・グラニュー糖 75g
・トンカ豆(またはバニラビーンズ) 1/2個
・卵黄 60g(約3個分)
・強力粉 10g
・コーンスターチ 10g
※トンカ豆はなくてもお作りいただけますが、入れることで風味が格段によくなります。
※トンカ豆の代わりに紅茶の茶葉(14g)を入れることで、紅茶のカスタードクリームになります。
■シュトロイゼル
・きび砂糖 60g
・薄力粉 60g
・無塩バター 50g
■シュー生地
・牛乳 100ml
・無塩バター 45g
・塩 ひとつまみ
・グラニュー糖 ひとつまみ
・薄力粉 55g
・卵 1〜2個
■その他
・グラニュー糖 15g
・生クリーム(乳脂肪分40%以上) 150ml
材料の多さに始める前から「めんどくさ・・・」と言う気持ちに襲われてしまったが、気を取り直して取り掛かります。
今回は材料も多いのでミスを避けるための新しい作戦「最初に必要なものを計量する」という作戦を取りました。
ちなみに失敗が怖かったのと、大量にできすぎても消費が大変なので私は半量で作りました。(はるの)
本当にめんどくさそうだなぁ〜。当日頑張れるかな…っという気持ちでいっぱいでしたが、材料は先に計量しておくというはるのっちのアイディア💡のおかげでストレスフリーに取り掛かれました!感謝✨(みさ)
■下準備
①シュトロイゼルのバターは1cm角に切り、きび砂糖、薄力粉と一緒に冷蔵庫で30分以上冷やしておく
②卵はすべて常温に戻しておく
③シュー生地の薄力粉はふるっておく
④バットにラップを敷く
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あとで混ぜるならこの方が洗い物少ないよねー!と言うことで(はるの)
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今回初めて使いました☺️
きび砂糖はブラウンシュガーで代用。(みさ)
カスタードクリームの作り方
①小鍋に牛乳とグラニュー糖ひとつまみ(分量の一部)を入れる。トンカ豆をおろし器で細かく削って加え、中火にかけて沸騰させ、火を止める
※沸騰には気をつけながら、沸騰を待っている間に手順②〜③を進めておく
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いい香り!
トンカ豆を削るのは無茶なので、チーズケーキの回と同様にすり鉢で割って擦る作戦に出ました。(はるの)
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めっちゃ楽でした〜!おろし器でやるのは危くて無理でした笑(みさ)
②ボウルに卵黄を入れて泡立て器で混ぜ、残りのグラニュー糖を加えて白くもったりするまでよく混ぜる。
③強力粉とコーンスターチを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
④①がしっかりと沸騰しているかを確認し、③に少しずつ加えてその都度よく混ぜる
※液体の温度が高いまま仕上げるのがポイントのため、手際よく作業する。
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①の沸騰したトンカミルクを入れるところは手際よくとのことでしたので写真を撮る余裕もなく。(はるの)
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作業中に洗う手間を避けたいのでいくつか買い足したい…!スピード勝負であまり写真が撮れてませんでした。③に混ぜるってところ、ボウルではなく鍋の方に入れようとしちゃったところをはるの氏が違うぞと教えてくれて、ナイス助言でした🥹すぐみおとす!(みさ)
⑤④をこし器にかけながら、鍋に移す。強火にかけ、よく混ぜながら一気に炊き上げる。最初は泡立て器で絶えず混ぜ、濃度が出てきたらゴムべらに持ち替える。ツヤが出てなめらかになるまで混ぜる
※卵が先に固まり始めるため泡立て器が重くなるが、そこからさらに混ぜ続けることで急に軽くなるため、そのタイミングでゴムべらに持ち替える。
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半量なこともありちょっとビビって火を止めてここから余熱でいきました。
ツヤが出て滑らかの様子があんまりよくわからなかったけどちょうど良さげなタイミングで適当にやめた。(はるの)
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⑥ラップを敷いたバットになるべく薄くなるように⑤を流し入れる。上からぴったりとラップをかけ、冷蔵庫で冷やしておく
※最初の5分くらい冷凍庫に入れると、早く冷える。
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このまま冷蔵庫で出番待ちしてもらいます👋(はるの)
写真撮り忘れましたが、バットにそのまま入れて、上からラップを被せました!予習しても読み逃す私…まぁ問題ないでしょうし、エコでしょうということで…!(みさ)
シュトロイゼルの作り方
①フードプロセッサーに、冷やしておいたシュトロイゼルの材料をすべて入れる。
②粒状になるまで、攪拌する
※1〜2分で砂状、そこからそぼろ状になり、少しずつまとまりが出てくる。攪拌しすぎると、ひとまとまりの生地になってしまうので注意する。
③粒状にまとまったら、大きめの保存袋に移す。
④めん棒などで厚みが1.5〜2mmになるまで伸ばす。袋のまま冷蔵庫で20分以上寝かせる。
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もうちょっとやってみたら?というミサちゃんの励ましでブンブンチョッパーに戻す気になったはるの。
戻してちょっと回したら急に固まり始めた。
安堵の声を上げて適当なところで再度袋に入れて薄く伸ばし、こちらも冷蔵庫で出番待ち待機要員へ(はるの)
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シュー生地の作り方
①鍋に牛乳・無塩バター・塩・グラニュー糖を入れて、中火にかけて沸騰させる。薄力粉を一気に加え、ゴムベラで手早く練り上げる。
②鍋底に膜ができ、粉に火が入って生地としてまとまりが出るまで加熱する。
③②をボウルに移し、溶き卵を4〜5回に分けて加え、ゴムベラでその都度よく混ぜる。生地にツヤが出て、すくった生地がゆっくり落ちて逆三角形を作る粘度になればOK
※卵の量は、生地の様子を見て調整する。このあたりで、オーブンを200℃に予熱しておく。
この工程写真撮ってなかった!
量が少ないからか「鍋底に膜ができ」と言う状態がちょっとも見られず、「いつ膜できるんかな?」と思ったけどなんかまとまったので、膜を見ることなく火を止めた。
③の段階では溶き卵は1.1個分くらい使った。
全然緩くならないので不安だったが、幸い最初は正規の分量で作ろうとしていたため、常温卵が一つ余っており何とか(はるの)
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すこし揺らしてこういう感じで落ちる生地に。(みさ)
焼いて仕上げる
①冷蔵庫で寝かせていたシュトロイゼルを直径2-3cmの丸型に抜く
②裏返した天板にオーブンシートを敷く。口金をつけた絞り袋にシュー生地を入れ、3〜4cmくらい間隔をあけて絞る
※天板一枚につき12〜13個が目安
※天板は上下を逆さにすると、広く使える。オーブンシートは、四隅にシュー生地を少しつけてから敷くと、ピタッと止まって絞りやすいのでおすすめ
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型抜きに使用したのはダルバ(韓国コスメ)の化粧水スプレーの蓋。
ちょうど3cmだった(と思う)(はるの)
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以前マカロンを作った際に絞り袋がなく代用の袋を使用してとんでもないものが出来上がったため、不安が募る。
12個絞りたかったのに何故か二段めから3つずつ絞っている。(はるの)
▼とんでもないマカロンはこちら
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③シュー生地の上に①のシュトロイゼルを1枚ずつのせ、200℃のオーブンで4分焼いてから、今度は160℃に下げて40分焼く。焼き上がったら、粗熱を取る
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ついつい綻ぶ口元(はるの)
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④ボウルに(その他の材料の)生クリーム、グラニュー糖を入れて8〜9分立てにする。別のボウルにカスタードクリーム150gを入れてゴムベラでなめらかにし、生クリームを加えて混ぜる
※カスタードクリーム、生クリーム、グラニュー糖を10:10:1の分量で合わせる
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ミサちゃんも声かけてくれてたけど全く聞いておらず。
混ぜたらポテトサラダみたいになりました。(はるの)
⑤シューのおしりに箸などで小さく穴をあけ、口金をつけた絞り袋に④を入れ、シューにたっぷりと詰める
完成
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ちょっとこの写真だとサーターアンダギーですけどちゃんとシュークリームですよー(はるの)
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上のクッキーのところがサクサクで美味しいー😋
翌日は、クリーム詰めて食べたらクッキー感がだいぶ薄れてガッカリ。
残りのものはミサちゃんが「ちょっと焼いてからクリーム詰めると良いよ!」と言っていたのでその通りにしたら、クッキーが復活して美味しかったです。
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たくさん焼けたので半分は冷凍する事にしました✨
一口サイズで食べやすいですが、次回はもっと大きめに焼いて贅沢に食べたい😋(みさ)
参考レシピ
感想
はるの:今回は大成功ではないでしょうか?!
ミスターさんのレシピ失敗なしの良レシピなのか?!私たちが天才なのか?!
クッキーシュー美味しすぎたのと大成功なのでまた作りたいです。
今度はもう少し大きめで、シュトロイゼルも大きめに型抜きして覆わせたい。
でもあまり大きいと膨らまないのかな🤔
あと!最初に材料を計量する作戦は結構良かった!!
途中でパニックになったり、今回私のように半量にしてる場合も計量ミスがないし、入れ忘れ等も避けられる!!
これは次回からもやっていこうと思いました✊
みさ:やっぱりお店が出してるレシピやプロのレシピは間違いないな〜と思いました!Mr.cheesecakeさんもっといろんなレシピ出してくれないかな…
トンカの味もしっかりしてて濃厚ではありますが、チーズケーキほどコッテリしてないのでパクパク食べちゃえる感じ。
今までトンカをおろすって工程に戸惑いしかなかったんですが、すり鉢で解決できると知ったので、これからのお菓子作りに気軽に取り入れることができそう〜!
シュークリーム作りはお菓子作りによくある"感覚"の判断で成功失敗が左右されそうだなと思ってたので大失敗の可能性も想像してたのですが、結果綺麗に美味しくできて大満足っ☺️
反省点
・最後まで気を抜かない(はるの)
・今回はどうにかなったけど絞り袋は購入しておく(はるの)
・3センチだと割と小さいというのを覚えておく(みさ)
・できれば近いうちにボウルを買い足しておく。(みさ)
次回の予定
2月なのでチョコを使ったお菓子を作ろうかと思ってます!
読んで頂きありがとうございます。
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