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我が子への期待の罠~親子ボードゲームをススメる理由~
子どもが大きくなればなるほど、できることが増えていく。
そんな中、親は子への『期待』が大きくなっていく。
「もう5歳なんやから・・・」
「もう1年生なんやから…」
「もう6年生なんやから…」
「もう中学生なんやから…」
「もう〇〇なんやから・・・」
『子どもへの期待が大きくなる』
というのは、子どもの
『やらない→やる』
『できない→できる』
を求めているということ。
突然ですが下の図を見たとき、どこに目がいきますか?
![](https://assets.st-note.com/img/1667792944043-GAzDeG0JsI.png?width=1200)
欠けたところに目がいきませんでしたか?
これは人間の脳のしくみで、どうしても『ない』部分に目がいきやすくなる。
『期待が大きくなる』ことで子どもの『やらない』『できていない』(欠けているところ)に目を向けやすくなってしまう。
「自分で着替えるようになってほしい」
「自分で起きられるようになってほしい」
「自分から宿題をやってほしい」
「自分で料理をつくってほしい」
「〇〇高校(大学)へ行ってほしい」
親だから子への期待ってやっぱりあるし、
それが親心だとも思う。
ただ、長年教員をしていて気になっていたのが、
期待していたようなことが『できたとき』『やったとき』
だけ大人が認めるということ。つまり
☆能力があるとき
☆結果をだしたとき
☆行動したとき
☆いい子をしたとき
「だけ」認めるということ。
じゃあこの『条件がなくなってしまうとどうなるんだろう?』と不安になり『他人軸』にそってのみ生きている子もいる気がして、窮屈そうな感じがした。つまり、自分の感情や考えを置いてけぼりにして、親や大人などの期待ばかりで自分の行動が決まってしまうなど、まわりに合わせてばかりいる状態。周りの目だけが気になって、自分が自分でいられない状態。
『存在』だけでは親から認めてもらえない気がしているから、自分で自分を認めることも難しい。じゃあ、どうしたら『存在』を認めることになるの?
それは・・・・
親子でいっしょに『笑う』ということ。
いっしょに笑うことで
「自分は素のままここにいても大丈夫!」
という安心感を生み出す。自分が自分でいられる状態。
それが条件抜きで『存在』を認めてもらえているということ。
自分のことを好きになるということ。
私も息子が大きくなるにつれて『これくらいはできるだろう』という期待から「〇〇しなさい」という言葉がげが多くなったのを実感。
ついつい我が子に「〇〇しなさい」ってセリフが多くなる。
あと親がカリカリしているときも「〇〇しなさい」って多くなる。
だからこそ、たまには親子でボードゲームを取る時間を意識的にとってみてはいかがでしょうか?
親が笑えば子どもも笑う
大人がまずは楽しみませんか。
小中学生対象~親子ボードゲーム会を運営しよう~
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