年賀状どうするか問題
今年もこの季節がやってまいりました。
そう、11月は年賀状準備の月です。
11月中に申し込むと早割でお得なのです。
とは言ってもここ数年は夫婦合わせて20〜30枚程度。少数精鋭に送っております。
さてさて。誰の得なのか分かりませんが、今までの私の年賀状遍歴を振り返ってみたいと思います。
①年賀状全盛期。【小中学生時代】
下手したらクラス全員に出していたんじゃないかくらい。あの頃の私たちは「年賀はがきのお年玉番号」に夢中でした。
切手シートでさえ、当たったらささやかな自慢にはなっていた!
去年の担任、卒業した小学校の担任にまで出して数を稼いでいたので、毎年、年賀状書きは腱鞘炎との闘いでした。(大袈裟)
②午前0時回ったらすぐメールするのがマブダチね!【携帯メール全盛期】
高校生で携帯デビュー。
その頃はまだみんなガラケーだったけど、年賀状よりタイムリーにやり取りできるメールにみんな移行していました。
動く絵文字とか駆使して華やかにしていた気がする。
日本中で一斉にやりとり始めるもんだから、日付越えてすぐの年明け0時なんて“センター問い合わせ”いくらしてもメールが届かないったら。
この時には年賀状は自分の祖父母、従兄弟くらいにしか出していなかった記憶があります。
③20代【SNS全盛期】
mixiやらFacebookが普及してきて、「ぶっちゃけ私生活でそんなに仲良くないよね?」という人とも繋がる時代に。
一斉にみんなにアプローチ出来るから、自分も「あけおめ」投稿して、他の人の同じような投稿にコメント残して終わり!
いったい誰に向けて言っているのかも分からない「今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。」が溢れていた時代です。笑
④20代後半。【ライフステージ変化組から年賀状復活】
20代後半になるとチラホラ結婚して子供が産まれる同級生が増え始めて、それと同時に年賀状文化が復活してきます。
私はというと、基本はLINEやSNSで済ませ、年賀状が届いた人にだけ元旦に年賀状を書いて送るスタンスでした。
⑤30代前半【色々と疲れ始める期】
30代になると、私も周りの友人たちも、仕事や家庭でそれぞれ忙しくなり、グループLINE上での「お誕生日おめでとう」のメッセージのやり取りや、年末年始のやりとりに疲れてきます。
決して仲が悪いわけではないのだけれど、部活の仲間全員で集まる、クラス全員で集まるっていうのもそれぞれ仕事の休みも違うし、子供がいる人、いない人、都内の人、他県の人で難しくなってきました。
「今年こそご飯行こうね!」って何年間言い続けてるんだろ??状態です。
普通のLINEのやり取りも仕事が忙しかったり、子どもの相手してたりして遅れがち。
こういう浅い付き合い辞めない?という空気が流れ始めます。
「あけおめ」メッセージも離脱者が出始めました。
⑥一周回って年賀状だけでも繋がっていたい人がいる
正直、年賀状の数はとても減りました。
でもコロナが始まって、会いたくても会えない人たちが出来ました。
手書きの温かみをより感じるようになりました。
それから美容師としても、同年代のお客様で年賀状を書いてくださる方たちがいます。
美容室以外で思い出してもらえているのだなと、とても嬉しくなります。
「やりとりが面倒だから年賀状卒業します」宣言をする友人もチラホラいますが、そうでない人で、書きたい相手にはやっぱり書きたいなと思い始めた30代後半です。
年賀状のやりとりしかない相手なら繋がっていなくても良いじゃなくて、
年賀状のやりとりしかないけど、それでも繋がっていたい人たちには書こうかなと思っています。
しかし今年はほぼ出かけていないので、外での写真がない!
どの写真にしようか?
子供だけ?
私たちも?
うーーーん。書くと決めても悩ましい年賀状問題です。
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