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【管理栄養士レビュー】ベースブレッドはダイエットに効果的なのか?食べてみた感想と注意点


最近よく見かける完全栄養食品。 「ベースブレッド」 はコンビニでも手に入り、身近な存在になりました。

タンパク質をはじめ、鉄やマグネシウム、ビタミンといった栄養素を摂るためには、お肉や魚、野菜などをバランスよく食べる必要があります。

でも、「ベースブレッド」にはそれらの栄養がバランスよく含まれているというのです。

管理栄養士としても非常に気になりました。

そこで、お試しでスタートセット(16袋分:3156円)を購入して食べてみました。

ベースブレッドを気になってはいるけど

  • 本当にダイエットに効果的なのか

  • 味が気になる

  • 健康にはいいのか

疑問に思う方はいませんか?

この記事では 「ベースブレッド」 について管理栄養士の観点から解説します。

私が実際に食べた感想と、食べるときの注意点も紹介するので 「ベースブレッド」 が気になっている方は最後までお読みください。


【結論】ふつうにおいしいし、朝食に最適

ベースブレッドは、美味しくないという口コミが多いです。

しかし、実際に食べてみたら普通においしかったです。感動するほどではありませんが、、、、

「百聞は一見にしかず」ですね。

また、小袋に入っていてすぐ食べられるので忙しい朝にもぴったり。

最近は、ダイエット中でも朝食を食べることが重要だとされています。

「栄養とかよくわからないけど健康には気を付けたい!」という人にはおすすめです。

ちなみに私のおすすめの味は1位メープル、2位シナモン、3位チョコです!

メープルは人気なようで、今日ファミマの売り場にメープルだけありませんでした。


BASE BREAD®(ベースブレッド)とは?

「ベースブレッド」は、26種のビタミンやミネラル、たんぱく質、食物繊維などの身体に必要な栄養素を手軽に摂ることができる「完全栄養食」です。

小麦全粒粉を原材料に使い、合成保存料や合成着色料といった添加物は含まれていません。

パンの他にも、主食となるパスタやおやつとして食べられるクッキーも販売されています。

↑↑↑↑こんなかんじで届きました↑↑↑↑


ベースブレッドが栄養学から見て優れているポイント5つ

ベースブレッドは「完全栄養食」と言われていますが、

本当に完全なのか、どんなところが優れているのか

管理栄養士の視点から解説します。

1,タンパク質

全種類13.5g含まれます。卵約2個分と同じです。一般的なパンは8g前後なので多いことが分かります。

ダイエット中では意識したい栄養素ですし、とくに朝食で不足しやすいです。

主に植物由来のタンパク質なので健康的なイメージがありますが、

動物性のタンパク質よりも利用率が低いのがデメリット。

ほかの食事では動物性のタンパク質も意識しましょう。

2,食物繊維

全種類、約3g含まれています。
一般的なパン(同量のロールパン)の2倍です。

食物繊維は全粒粉など穀物や大豆由来のもので、添加物ではありません。

食物繊維の1日の摂取量は、成人男性では20g以上、成人女性では18g以上が目標。

ベースブレッドだけでなく野菜や海藻類もしっかり食べて補うことが大切です。

3,糖質

糖質は21g~30gです。プレーンが一番少なくて(20.7g)メープルが一番多いです(27.1g)。

一般的なパン(同量のロールパン)と比べて約30%オフ、プレーン味は40%オフです。

菓子パンを食べていた人がベースブレッドに置き換えると、今までの摂取より50%以上カットできる場合もあります。

糖質を気にしている人には嬉しいですね。

「糖質オフと言っているが糖質が多い!」という声もありますが、朝に糖質を摂取することはとても大切です。

量も適正糖質(ロカボ)の範囲内なので気にするほどではありません。(1食20~40g)

4,ビタミン・ミネラル

26種類のビタミンとミネラルがバランスよく含まれています。

パンなのにこんなに多くのビタミン、ミネラルが含まれているものはベースブレッドしかありません。

メーカーが推している栄養素は鉄とビタミンCのようです。

BASE BREAD ベースブレッド プレーン8袋 チョコレート8袋 ハーフセット 完全食 完全栄養食 食物繊維
BASE BREAD ベースブレッド プレーン8袋 チョコレート8袋 ハーフセット 完全食 完全栄養食 食物繊維

鉄は1.4mg(20%)、ビタミンCは19mg(19%)含まれます。

パンには鉄やビタミンCがほぼ含まれないので企業努力がうかがえます。

管理栄養士として嬉しいのはカルシウム114mg(17%)と葉酸108㎍(45%)です。

この2つの栄養素は、ダイエットで食事制限をすると不足しがち。

とても重要なのに、バランスの良い食事を心がけていてもなかなか摂取しづらい栄養素です。


5,必須脂肪酸

n3系脂肪酸が0.4g チアシード由来のn3系脂肪酸が含まれています。

飽和脂肪酸が多くなりがちなパンなのに、必須脂肪酸が摂取できるのは嬉しいです。

ダイエット中は脂質を避けがちですが、良質な脂質はとるようにしましょう。


BASEBREAD食べるときの注意点4つ

ベースブレッドを実際に食べて分かった注意点を紹介します。

ベースブレッドを食べてみたい人は失敗がないように必ず読んでください。

一食2袋の栄養表示

ベースブレッドのパンは一食で一日の1/3の栄養素がとれると謳っていますが、一食は2袋の計算です。

しかし、実際食べてみると2袋食べるのは結構大変です。

タンパク質も豊富なので満足感があり、1袋でおなかいっぱいになると思います。

1袋の場合、とれる栄養素は一日に必要な量の1/6です。

摂取エネルギーも1袋300㎉以下で、理想の量より不足するので他の食事で補う必要があります。


健康に良さそうだからと食べすぎると太る

完全栄養食と言われているのでもちろんエネルギーもしっかりあります。

健康に良さそうだし、意外とおいしいからと言って食べすぎるともれなく太ってしまいます。

ダイエットでは、消費したエネルギーが摂取するエネルギーを上回った時に減量できます。

普段の食事にプラスしてサプリメント感覚で間食などに取り入れるとエネルギーオーバーになりやすいので注意です。


ンジで温めないとおいしくない

ベースブレッドは一応、そのままでも食べられます。

しかし、はっきり言ってしまいますが、私にとってはパサパサ固く、独特のにおいがあり、美味しくなかったです。

とくにプレーンはそのまま食べるとかなり残念。

人によっては小麦の味が感じられてプレーンが一番おいしかったとコメントしているのでぜひ実際に買って自分で確かめてみてください(^▽^)/

表示に従って電子レンジで温めたらふわふわでとても美味しくなりました。

私は絶対に温めて食べることをおすすめします!!!


公式サイト以外だと高い

最近コンビニでも見かけるようになりました。

コンビニでは試しに1個だけ変えるのは嬉しいですよね。

ただ、ベースブレッドは栄養バランスが考えられ、原料もこだわっているので値段が高いです。

コンビニの菓子パンや総菜パンと比べると値段は約2倍。

もちろん栄養バランスが違うので比べるものではないのですが、なかなか続けるのが難しいのが現実です。

なるべく安く買うには公式サイトが一番おすすめです。


ベースブレッドを一番安く買う方法はネット

解約は簡単3ステップ

「継続コース」という名前ですが、初回限りの購入も可能です。

  1. マイページに入ったら、登録している商品の個数を「0」または「削除」ボタンをおす。

  2. 数量が「0」に変更されたことを確認し「変更を保存」をクリックする。

  3. 画面に「継続コースを解約しました」と表示されると解約手続きが完了

継続コースは次回以降も常に10%OFF割引の恩恵がうけられます。


まとめ

  • ダイエット中でも朝食が大事!!

  • 朝食をちゃんと食べたいけど、準備が面倒くさい人におすすめ

  • 「完全栄養食」だが過信しすぎはNG

  • サプリメント感覚で普段の食事+αにすると太る可能性大

  • レンジで温めるのがおすすめ

  • 公式サイトで買うと初回注文20%オフ

  • コース名は「継続コース」のみですが、一回で辞められるので安心




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