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スイスのミューレンからシルトホルン
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スイスのグリンデルワルトに滞在中に、スイスの中でも屈指の美しさを誇る村、ミューレン(Mürren)に、短期間に2度も行くことになりました。
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グリンデルワルトからの交通機関は、列車2本、バス1本、ロープウェイ2本と乗り換えや待ち時間もありましたが、さすがスイスの時間通りの運行と、Google Mapのおかげで、予定通りに移動できました。
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グリンデルワルト駅からツヴァイリュシーネン(Zweilutschinen)で乗り換えて、ラウターブルンネン駅に到着です。
ラウターブルンネンも、グリンデルワルトと同様にスイスアルプス観光の拠点の街ですが、ここですでに濃い霧が周囲の美しい山々を覆っていました。
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ラウターブルンネン駅前から、141番のバスでシュッテヘルベルク(Stechelberg)に向かいます。バスは30分に1本ぐらあります。2両連結バスの前に乗ろうとしたら、後ろの車両に乗ってくれとのこと。前の車両は団体客でいっぱいでした。
バスは15分弱で、シュッテヘルベルク・シルトホルンというロープウェイの乗り場の停留場に到着。団体客の後をついて行って、シルトホルン・ロープウェイに乗ります。
このロープウェイは、途中ギンメルバルト(Gimmelwald)で乗り換えたのですが、2本ともロープウェイからは、霧で真っ白で何も景色が見えませんでした。
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ミューレンの村に到着したものの、視界が1〜2mぐらいでした。村内は車の乗り入れは禁止らしく、もし車が通っていたら道路を歩くのも怖いくらいに真っ白な世界でした。
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仕方なく、この日はラウターブルンネンに戻り、シュタウプバッハを見てグリンデルワルトに帰りました。「スイスの美しい山々も霧には勝てない」です。
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上の絵図でわかるように、ミューレンはシルトホルンという山の中腹の崖の上にある村です。この崖の上からスイスアルプスの絶景が眺められるので、後日、是非ともリベンジしたくて、天気の良い日にもう一度ミューレンに行くことにしました。
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ミューレンにはホテルやレストランも10軒程度あります。スーパーのcoopもありました。
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写真左の花壇では、おじいさんとお孫さんが花の手入れをしていました
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こんな風景を見ていて、ここからジャンプしたら飛べるのではないか、飛びたい、という幻想と願望が一瞬湧いてきました。人は鳥のように飛びたいという願望をさまざまな形で実現してきました。
でも、ドラえもんのタケコプターのように、人間の体が装備もほとんど装着せずに飛べる道具は、まだ実現していません。100年後か200年後には、実現するでしょうか。
1960年代の半ばには、「スーパージェッター」というアニメの中や、「ウルトラセブン」のビデオシーバーのように、人との通信機能が付いた腕時計が登場していました。
当時は夢だった腕時計で人と通信するということが、今はアップルウォッチなどで実現できています。
でも空を飛んだり、水中を進むこともできる「流星号」という車に匹敵するような車は、現在でも登場していません。自動運転の車両がやっと実現したばかりですね。
この日は、ミューレンからさらに上の標高2970mのシルトホルン山頂を目指しました。
でもミューレンで昼食をゆっくり食べていたら、午後、大敵の霧が出てきました。それでも、ロープウェイを2本乗り継いで、シルトホルン展望台まで行きました。
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展望台の周囲は、またもや真っ白でした。高い山は朝早いうちに目指せ、ですね。
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この展望台は、映画「女王陛下の007」の舞台になったところです。映画についての展示も充実していて、存分に楽しむことができました。
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谷間にラウターブルンネンの平地が見えます
ミューレンからシルトホルンまでのケーブルカーの乗り換え駅ビルクには、スカイウォークという、高所恐怖症の人には恐ろしくて近づけない歩道があります。
このスカイウォークからの、ユングフラウ3山とラウターブルンネン谷の眺めを、鳥のように見下ろすことで、十分に空を飛んだ気分になりました。
ドラえもんのタケコプターがなくても、空中を飛んでいる気分をたっぷり味わうことができて満足。遠くは見ることできても、足元は怖くて見ることができませんでした。やっぱり空を飛ぶのは無理かな。
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