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ぼくのきおくの書

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忘れてしまわないように。
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2024年9月の記事一覧

文章を書きたくない

20代の頃は文章を書くことが楽しかった。話すのが苦手だったから。

わたしは子どもの頃から誰かに言葉で伝えようとしても、その場で咄嗟にうまく表現できなくて、悔やんでばかり。人見知りで、気が小さくて、自分の意見を伝えることを怖がっていた。

話したくてもうまく言葉がでてこないのではないか。恥ずかしい思いをするのではないか。その時は何食わぬ顔で聞いていても、心の中ではつまらない話だとバカにしているので

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生きる歩調

はやく動けば動くほど
まわりがゆっくり動いている
ようにみえる

きみはなぜもっとはやく動かないのかとぼくは思う
ぼくときみのあいだが離れていく

はやく動くぼくはきっと
はやく死ぬだろう
ゆっくり動くきみはきっと
かなしむだろう

ぼくはゆっくりと動けばいい
きみと同じはやさで動けば
世界は何も変わらない

何も変わらない世界でいつか
ぼくときみは一緒に動かなくなる