Netflix「桜のような僕の恋人」は映画ではなくドラマにして欲しかった

付き合った彼女が、人よりも早く老いていくという難病にかかる話。
悲しい部分が大半なので、恋愛ものを期待してる人にはおすすめしません。
以下ネタバレ含みます。

桜のような僕の恋人 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

ドラマにして欲しかった理由

・出会いから付き合うまでを時間かけて描ける　
・映画だと2人のつながりが浅いままに病気になってしまう
・主人公以外のお兄ちゃんカップルのストーリーに時間が割ける
・徐々に病気になっていく過程も描かれる
・中島健人をより長い時間で見ることができる

ほとんどの人が号泣するらしいが‥

原作は読んでいません
確かに悲しいし、切なくて、ポロッときそうにはなったが、号泣には至らず
病気になり、自分だけ老いていくのは、辛いけど、本当に愛していたら何も言わずにいなくなると思う
相手は若くてカメラマンを目指して頑張っていて、未来もあるのに
病気になった後に、お兄ちゃんが家に彼氏を連れて来て、姿を見せずに壁越しで話すシーンがあるが、私なら帰ってもらうかなと
自分の先がもう短いなら、相手につらい思いをさせたくない
老いた姿で個展にいったり、手紙を残したりはできない
これがすんなり泣けなかった理由

これを見てふと、病気が理由ではなくても
付き合ってる人と堂々と人前で歩けない人たちのことが頭をよぎった。
相手の容姿が良すぎて釣り合わないと思ってる人とか
女性の方が背が高いカップルとか
年の差カップルとか
大人の事情があるカップルとか
病気以外にもハードルがあるカップルはいっぱい存在する

中島健人担として

デビュー前からファンで、ライブも舞台もほぼ参加している。
バラエティ番組で作られた王子様キャラでは無く、自然な等身大の男の子の役でよかった。
カメラを構える姿最高。
前半部分は何度もこれから繰り返し見ようと思うぐらいかっこいい。
泣きの演技などは、まだまだこれからの感じだけど、これからもっと大人の作品ができるきっかけにこの作品がなれたのかも。
でも顔が小さくて、スタイル良すぎるので役は選ぶのかな。
健人の成長をみて、時代劇や兵士の役、戦時中の青年などなんでもできるニノの凄さに気付かされた。
俳優中島健人が多くの人に見てもらえるのはうれしい。