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映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』はめちゃくちゃ良い映画なのに宣伝も上映館も、上映回数も少ないのはなぜか?

とにかくおすすめです!!
me tooムーブメントのきっかけになった
出来事です。
東京に住む娘が先に見て、絶対にパパと見てと言われ見てきました。
“I  demand“と強く言われたのですぐに行きました。

映画のことを話したくて、映画館を出て、娘にすぐに電話をしたぐらいよかったです

日曜日の夕方に行き、観客は私たちを入れて6人のみ、小さめのシアター、上映数回数は1日に2回だけ、宣伝もちらっと見たぐらいです。

なぜ人気がないか?

「女性記者がセクハラを起こしたハリウッドの大物のことを記事にする映画」だからです。

こういうストーリーを見たくないという層が多数派なんでしょうか。男社会ってことですか。

東京はほぼ満員だったらしいです。関西はガラガラでした。私が行った回だけだったら良いのですが。
大学生に聞いてみても、誰も知りませんでした。

この映画で語られたことは、セクハラという軽いものではなく犯罪です

これを書いてる今現在、あらゆるところでこのような被害にあっていても、言い出せない人いると思います。

me tooと言える、me tooと言っても仕事を続けられる、me tooといってもあなたのせいだと言われない社会になって欲しいです。


ここからネタバレあり

映画の見どころ

主演の2人の女性の演技と描かれ方が素晴らしい。

一昔前前ならこのような女性は、スーツを着てヒールをはいた女性に描かれていたと思いますが、2人は既婚で小さな子供が2人ともいながらジャーナリストをしています。等身大の女性です。

2人の信念や行動によりこの記事が世にでます。2人を支えた夫たち、職場の上司同僚のおかげでもあります。
特にグレイヘアの女性の上司が素敵でした。
感情的にならずに2人を見守り、支えた姿が印象的でした。

主役はキャリーマリガンとゾーイカザン


キャリーマリガンが主役の違う意味でスカッとする『プロミシングヤングウーマン』の記事はこちら

実話ですっきりとする

見ていて本当にムカムカしたり、女性の気持ちがわかるので悲しくなったりしますが、実話なので結末はわかっています。
安心して見てください!

被害者の女性たちは
話したくても話せない人
無視する人
無かったことにする人
オフレコで話してくれる人
オフレコで詳細に話してくれる人
証拠を託してくれる人
様々です

被害者はアシスタントから大女優まで、
アメリカだけではなく、ヨーロッパと香港までいます

最後にはしっかり記事になり、2人の記者の努力が報われるのですっきりします

映画はすっきりするが被害者は

示談に応じて、お金をもらっても、その時の心の傷が治らないことは彼女たちの話しぶりからわかります。

法律や訴えにくい環境が問題です。

メディアがあまり宣伝しないので私がnoteと個人的に宣伝することにします。
全国の上映館です

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