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5歳児のコンビニ行きたいコールがうるさかったので

「行かないよ!」
「行くならあした!!」

と伝えていた。
すると息子(5歳)は決まって
泣いてわめいて暴れるのです。

くっそ〜めんどくせ〜
って毎回思いつつ、私ははっと気づきました。

「あぁ、私、自分のことしか考えてない
伝え方
になってたんだな」って。

前提として、息子の中ではコンビニ=お菓子屋さん。お菓子大好き。コンビニを見つけるたび「コンビニ行きたい!」と言うのが日課です。

息子の生態系

伝え方次第で
自己肯定感が上下する

もし自分が息子の立場だったら?

例えばドライブ中に
素敵なcafeを見つけたとする。

私が「カフェ!寄りたい!」と言ったとする。

言ったそばから夫が
「だめ!カフェばっかり寄らないよ!!」って
突っぱねてきたらどうだろう?

「は?そんな強く言わなくてもいいじゃん」
って思うし、ちょっと嫌いになりそう。
なぜなら「私、大切にされてないんだな」って
感じちゃうから。

これを続けると「大切にされない私」
無意識に刷り込まれて自己肯定感が
下がってしまう。

あぁ、私はそれを息子に毎日やってるのか、、
と反省。。早速伝え方を切り替えた。


意識したのは
女子会の会話

女子会ってさ、
みんなでキャッキャっしながら
「わーいいね〜!」とか「行ってみた〜い!」
とか、とりあえず共感するじゃないですか。

本当に行くかどうかが重要でなくて
そこへ行った時の妄想でワクワクしちゃう。
それが楽しかったりする。

「一緒にワクワクする時間を共有する」

ということに幸せを感じてるんだけど
これって子どもも同じだと思うんです。

だからね
こう伝えました。


コンビニ行きたいねー!

息子
「あ!コンビニ!コンビニ行きたい!」


「本当だ!コンビニあるねー!行きたいねー!」

息子
「いく!!お菓子買って!!!」
※この日すでにコンビニでお菓子購入済み


「お母たんも行きたいわー!」(共感)

「行きたいけど今日は行けなくて残念!!」
(自分も同じ気持ち!を強調)

「明日なら行けるよ♪」
(代替えの提案)

「明日行ったら何買おっかねー♡」
(明日へのワクワクを共有)

気が抜けるほど
あっさりと!諦めてくれて!

息子はコロっ!と明日へのお菓子へ
想いをふくらませてワクワクしてる様子でした。


息子は本当は
お菓子がほしいわけじゃない

息子はお菓子を通して
「お腹を満たしたい」わけじゃない。

「要求を受け入れてもらえた」
=「自分を受け入れてもらえた」
=「愛されてる」
を満たしたいんじゃないかな。

もしくは暇つぶし。
今なんかワクワクしたい!とか。

お菓子を通して得たいのは
その「気持ち」なんです。

要求は通らなくても
コンビニ行きたいって気持ちを認めてもらると
自分を受け入れてもらえたと感じられる。

その気持ちが満たされるなら
ぶっちゃけお菓子じゃなくて良い。
彼の中では「お菓子」が手っ取り早いだけ。

ただただ気持ちを否定されることなく
「いいね」って認めてもらえるだけで
「大切にされている」って感じられるんですね。


\子どもが素直になる伝え方・関わり方/

子どもの心の専門家が開発したカードを使って
親子コミュニケーションを2時間で学ぼう

・ 講 師 ・

前川ユウ
一般社団法人 日本親子コーチング協会
認定マスターインストラクター

P R O F I L E
1985年福岡生まれ・静岡市在住
2014年生娘・2020年生息子の母
本職はフリーランスデザイナー

─目指す未来
「生きるって面白い!」って
子どもが人生に夢中になっちゃう
環境作りを目指しています


そのために、コーチングできる大人を増やしたい。理想は、保護者・保育園・幼稚園・小中学校の先生がみんなコーチング的関わりができること。

そうすれば、子どもの世界からも大人の世界からも、いじめや自殺がなくなって、みんなが人生に夢中になれる。

そんな愛に満ちた世界を目指しています。

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