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詩太|u-ta
2020年3月31日 11:40
ずっとずっと昔、日本のどこかに四色の花や葉をつける美しい樹があった。その樹は日本にたった一本だけ。いつからあるのかもどこからやってきたのかもわからないがその美しい姿から人々はその樹を「四樹(しき)」と呼んだ。ある時、四人の人間が四樹を奪い合い争いを始めた神サマは怒って一年を四つに割りそれぞれの時間に一人ずつ閉じ込めて封印したそして、神サマは、もう二度と人間