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【番外編】海外映画館の魅力。

海外の映画館に興味ありますか・・?
私は英語は基本会話しかできませんが、海外で映画館へ行くのが好きです。

初めて行った海外映画館がとっても衝撃的で、
海外旅行の時に時間があれば、現地映画館を体験したい。

そんな私の映画館記録を。

#01: 映画館というアトラクション!

フィリピン・セブ島で初めて映画館へ。
ディズニー映画なら英語も聞き取りやすいと思い、COCO (リメンバー・ミー)を観ることに決めた。

どこの映画館で観たのか忘れたが、持ち込み可能だったので、中華系の店でチャーハンをテイクアウトした。洋ドラマでよくみるテイクアウト用のあの四角いボックス片手に向かう。

2017年 公開「COCO (リメンバー・ミー)」

横長の映画館。ずらりと並ぶ座席ほとんど埋まっていた気がする。子供も大人も賑やかな雰囲気でいつの間にか始まった映画。
話してる人もいたが、広いからなのか全然気にならなかった。

映画内容も面白かったが、それ以上に観客たちの反応が最高すぎた。
笑い声、歓声、時には悲鳴が館内に響き渡り、まるで観客全員が一緒になって映画を楽しんでいるかのようだった。
アクションシーンでは拳を握りしめ、感動的なシーンでは空気が張りつめ、クライマックスでは拍手が起きる。そんな素直に反応に、私も自然と映画の世界に没頭し、なんとも言えない一体感に浸った。

映画が終わる頃には、すっかり海外映画館の虜になる体験だった。

#02: タイ映画 「Bad Genius」

2017年 公開「Bad Genius」

二度目もフィリピン・セブ島の映画館で、今度はタイ映画を観た。
フィリピンはフィリピノ語に加えて、英語が公用語なので、英語字幕がつく。

天才たちの壮大なカンニングを描くスリラー映画。手に汗握る展開に、観客たちが息を呑むのが分かる。声を出して落胆したり、応援したり。私にはこの文化の中で見る映画は、数倍楽しく感じるし、素直に反応できることが羨ましい。

日本も昔は違ったらしいが、
いまは静かに鑑賞するのが当たり前。
反応は勿論人それぞれだが、
笑えるシーンでも声を出してるのは自分だけだったりすると、少しかなしい気持ちになる。

#03: ラオスでカオスな映画体験

2018年公開 「신과 함께 (神と共に)」

3度目の海外映画館体験は、ラオスの首都ビエンチェン。韓国映画「神と共に」を観た。英語字幕が付いているのが、この映画だけだったからだ。

観客が少なかったから、ラオスの映画館文化は体験できなかったけど、韓国映画ラオス吹き替え英語字幕で観るというカオスな体験ができた。

ここまでくると、もうなんの映画を観ているのかわからなくなる。
そして価格は、まさかの2ドルだった。(映画館付属のカフェでしか飲み物を買えず、それが少し高い。)

#04: バンコク

タイ・バンコクの映画館へ。やたら豪華な映画館だったことは覚えてるが、何を観たか覚えてない。

#05: マニラ

マニラ空港で時間があり空港近くのモール時間潰しに、映画を観ることにした。楽しみにしてた久しぶりのフィリピンの映画館だけど、観客も少なく反応も薄かった。単純に内容がイマイチだったからかもしれない。

#06/07: ソウル

2024年公開 「파묘(パミョ)」
2024年公開 「범죄도시4 (犯罪都市 PUNISHMENT)」

字幕なしの韓国語は難しい。
ストーリーの大まかな内容は理解できるけど、
くすくすと会場が沸く場面での笑いにはついていけなかった。

ドリンクの大きさは違うけど、値段も映画館の雰囲気も日本とさほど変わりない。

#08: マニラ 「Un/Happy for You」

再びマニラの映画館へ。
今回はフィリピン映画(英語字幕付き)を観ることにした。

2024年公開 「Un/Happy for You」

内容は、ともかく。
恋愛映画だったので、やはりお客さんたちの素直な反応が楽しい。一人で観に行ったのに、あるシーンでは観客たちのにやにやとする笑みが伝わる。

不思議な一体感を感じながら観る映画はやはり楽しい。

#09: ソウル 「대도시의 사랑법(大都市の愛し方)」

2024年公開 「대도시의 사랑법

映画自体が面白かったからか
100パーセント理解できる訳ではないけど、
数ヶ月前に韓国で映画を観たときより内容に没頭できた。
(韓国語学力が少しは伸びたのかも・・)

笑えるシーンでも、観客はわりと控えめな反応。
(中国出身の友達は結構わかりやすく反応していて、一緒に鑑賞していて楽しかった)

ポスターからは想像できない展開のヒューマンコメディで笑えて、うるっとする映画だった。


今後も海外の映画館文化を味わいつつ、
面白い映画に出会いたい。


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