敵幹部に恋した姫的ポジション
わたしはヴィランを好きになる傾向がある。
悪に潜むバックボーンについつい目を向けがちで、ヴィランの生い立ちとか垣間見える優しさを好きになってしまうのだ。
今この話をするとある程度共感してくれる人もいるけど、小さい頃はやはりみんなは正義が絶対で、わかってくれる人はいなかった。
バイキンマンは少し不器用で、大好きなあの娘のために一生懸命になれるから好き。
「ぼくのお父さんは桃太郎というやつに殺されました」という記事をみてすごく共感したのを覚えてる。
愛を知らない人に一番最初の愛を伝える係になりたい。
たとえその人の特別になれなくても、わたしは満足だし、それで構わない。
ただ、味方がひとりでもいるよということだけはわかってほしい。