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メディアに左右される私たち
今回は、動物についてお話ししたいと思います。
正直、私自身、動物や環境について
深く考えたことはありませんでした。
東京で生まれ育った私には、
動物園以外で動物と触れ合う機会はほとんどありませんでした。
実際、動物園に行ったのも幼い頃に数回だけ。
だからこそ、オランダに初めて住んだときは衝撃的でした。
牛、羊、豚、馬、ヤギなど、至るところに動物たちがいるのです。
住宅街に、こんな、大きい動物までも!
![](https://assets.st-note.com/img/1736578706-SgpehiUZMk3BRjPmWdYCcNqn.png?width=1200)
大げさかもしれませんが、その時感じたことは、
日々食べている生き物たちが本当にここにいるんだという
不思議な感情でした。
もちろん、食べているから存在するのはわかっているのですが、
実際に目の前で見ると、
思っていた以上にその距離が近いことに気づきました。
例えば、ビーチで寝ていると、
牛たちが水分補給のために横を通っていくのです。笑
そして、家のお隣さんには馬と豚が住んでおり、
毎朝のアラームは馬の鳴き声が代わりに響いています。
お隣さんの馬はとても懐きやすく、
私が庭を歩くと、いつも横について歩いてきます。
こうして日常的に動物たちと触れ合ううちに、愛情が湧いてきました。
普通、私の家にも猫2匹と犬1匹がいます。
だから、もちろん食べないのですが、
それでもふと思いました。
どうして馬は食べないのに、
犬や猫は食べないのでしょう?この違いは何なのだろう?
そして、ある日、彼の妹の彼氏の家族が酪農家をしているということで、
牛や羊を見に行くことになりました。
そこで牛と羊を見た瞬間、
涙が止まらなくなってしまいました。
その時、初めて私は、
この子たちが食べられているんだと気づかされたのです。
その後、彼の祖父と祖母に会いに行ったとき、こう言われました。
「神様が私たち人間、動物、すべての生き物を生み出し、食べるというこの連鎖を作り出したんだよ。私たちは特定の動物を食べて、そのありがたみに感謝しているからこそ、『いただきます』と言って食べるんだ。」
彼らはキリスト教で、食事の前に必ず聖書を数ページ読む時間を持ち、
神様が与えてくれたものに感謝するのです。
さらに彼らが教えてくれたのは、
最近メディアで取り上げられる家畜たちの杜撰な扱いが、
すべての場所で行われているわけではないということ。
私がオランダで目にしたのは、
広大な土地に動物たちがのびのびと暮らしている風景でした。
そして農家さんたちは、彼らを子供のように大切にケアしていました。
結局、何が言いたいかと言うと、
お肉を食べるか食べないかは各自の選択だということです。
ただ、メディアで取り上げられる悪い部分だけに
フォーカスして批判するのは少し違うのではないかと思います。
本当か嘘かは、実際に自分で見てみない限りわかりませんから。
私も実際に見た後、やっぱり食べられなくなりました。
でも、牛肉やラム肉の美味しさを思い出して
数日後にはまた食べていました。
だからこそ、
私は感謝の気持ちを忘れずに「いただきます」と言い、
食べ終わった後には「ごちそうさまでした」と
心から言うようにしています。
もちろん、家畜を育てる過程で出てくる環境問題もありますが、
トレンドとして草食系の食事を取り入れるのではなく、
知識を持った上で選択してほしいと私は思っています。
ぜひ、みなさんの考えもシェアしてくれたら嬉しいです。
コメントやDMお待ちしていますね。
Hana