曖昧な空
青空と夕暮れが入り混じる空は美しい
書き殴った様な飛行機雲が自由だ
ここにいる意味
今となってはほとんど無い
自らの意志でいなくなってしまったものを追いかけようとは思わなくて、さあどうしようかなと思っているところ。
それでも記していく場所を与えてもらったのだから、何かしら書いておくと後で振り返って、あの頃の自分はおもしろいなと思ったりする。
今度こそ、というのもおかしな決意だけれど、消さないをモットーに始めた、わけでもないが、以前からデジタルの日記なるものを消して後悔、を繰り返しているので、今回はだらだらと続けようと思う。幸い、寂しいけれど他者との交流も無い。
人間関係が生まれると、楽しくてきらきらした毎日が始まる。刺激をもらって発見や驚きやユーモアを与えてもらえる。そんな日々が送れたらな、と思ったりもする。でももう望まない。自分が壊した。自分で壊した。分かってる。
明るくなれるだろうな。
自分以外の人間とのコミニュケーションは。それも分かってる。動けないのもあるし、動かないのもある。そんなことは簡単に自分で決められることで、いつだって動こうと思えば動けることで。それでも動かないということは。そんな気持ちにはなっていないということ。
暗く過ごしたいわけじゃない。でも気が起きない。それだけ。
今はひとりごとでしかないけれど、そのうち会話になったらいい。そんな日が来たらいい。来ないなら来ないでもいい。曖昧で決めきれないのは自分の良くないところ。
そんな自分とももう十分に付き合ってきている。それでも持て余す時もある。それなのに他者との関係を求めるなんてことは贅沢なんだろうな。
夜でもなく昼でもない曖昧な空は
いつだって美しく堂々としている
そんな風になりたい
そんな風にいられたらいい
いつか夜になって
いつか朝になる
その繰り返しでも
空は美しい