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「ぼくのお日さま」のこと、新型コロナの変異株XECのこと、歯痛錯誤のこと、「ナミビアの砂漠」のこと、

9月×日
テアトル新宿で「ぼくのお日さま」(奥山大史監督)
スケートをする少女に対して少年が抱いた鮮烈な「憧れ」・・・、はたから見ていた大人の男(スケートのコーチ)がそれを「恋」だと早合点してしまい、おせっかいにも少年と少女の間に色々と介入したあげく、結果として誰も幸せになりませんでした、というお話。
その話をすごくキレイに撮った映画。

「そんな話じゃない!」という人もいるでしょうが。

なんか引っかかる映画ではある。
ハッピーエンドじゃないからイヤだ、なんていうレベルの話ではなく、作品の成り立ち方、というか作為みたいなところ(吃音や同性愛の扱い方も含めて)がどうも引っかかる。

9月×日
今欧米で流行している新型コロナの変異株はXECという奴で、
「立ち上がれないほどの倦怠感」とか「全身の打撲のような痛み」などの症状が報告されているとのこと。
日本でも相変わらず夏と冬に流行の波が来ているので、今度の冬はこのXEC株が中心になるのでは、と言われているらしい。
まあどんな変異株が流行るにしてもこちらの対策はワクチン、マスク、手指消毒くらいで変わりはないのだが。
それに変異株の毒性うんぬんよりも後遺症の方が怖い。

関係ないがXTCで一番好きなアルバムは「Black Sea」
4枚目のアルバムだったかな。

9月×日
一ヶ月くらい前から左上の奥歯が痛み始め、あー、歯医者行かなきゃなあ、イヤだなあ、とグズグズしていたのだが、ようやく意を決して歯医者に。
びっくりしたのは、悪くなっていたのが痛みを感じていた左上の歯ではなく、その真下の歯だったということ。

実際に悪いところとは別の部位が痛む「関連痛」っていうやつ、聞いたことはあったがこうはっきりと経験したのは初めて。
(歯痛の場合は「歯痛錯誤」というらしい)
本当に右上の歯がキーっと痛むのだがその歯は特に問題ないとのこと・・・不思議なものだ。

9月×日
TOHOシネマズ池袋で「ナミビアの砂漠」(山中瑶子監督)
ストーリーがどうとか、描かれている人物像がどうとか以前に、作品にキレとメリハリが欠けている。
これで137分はキツイよ。

「ぼくのお日さま」も「ナミビアの砂漠」もずいぶん評価が高いらしいが・・・、ふーむ。

どちらも監督はまだ20代だということで、それに関しては素直にすごいなあ、とは思うが、褒められる方も年齢だけで褒められるんじゃ嬉しくないだろうし。

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