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12月後半日記(映画「アイの歌声を聴かせて」「ラストナイト・イン・ソーホー」、大井競馬場など)

12月×日
朝起きた時に、肩と首にガチガチに力が入っている。
前の会社に勤めていた時はほとんど毎日こんな感じだった。
辞めて3年経ってもまだ、たまにこんな風になる。
抗不安剤が減らせない。

新宿ピカデリーで「アイの歌声を聴かせて」(吉浦康裕監督)
アニメは一般的に人気なやつ・・・宮崎駿とか新海誠とかピクサーとか・・・くらいしか普段は見ないし、予告編を見たときには、これは絶対見ないやつだな、と思っていたのだが、「案外まともなSFになっている」という噂をちらっと聞いて観てみることに。
前半、なんともありきたりな登場人物たちと、急に歌い出すヒロインにげんなりして、いつ途中退席しようかと思いつつ見ていたが、後半だんだん面白くなってくる。
たしかにAIもののSFとしてよく出来ている。
面白かった、と思いつつ、これ実写で見たかったな、と思ってしまうのは、やはり自分はアニメが苦手なんだろうな。

12月×日
綿矢りさ「ひらいて」読了。
最初の3行を読んで、あ、これは自分の好みではないな、と思う。
まあこれはこちらが悪い。
最初の3行くらい買う前に立ち読みしておけよ、という話。
一応全部よんだが、すごく丁寧に、そして入念に書いてあるな、という感想。

12月×日
TOHOシネマズ日本橋で「ラストナイト・イン・ソーホー」(エドガー・ライト監督)
これは面白かった。
いろいろと「見えてしまう」ヒロインが田舎からロンドンにやってきて、住むことになった部屋がいわくつきの部屋で、60年代にその部屋に住んでいた女性が関わった事件を追体験する・・・という話。
60年代のロンドンが魅力的。
自分の趣味としてはもう少し派手派手しくない、落ち着いた感じの方が好きなのだが、この監督の前作「ベイビー・ドライバー」も、見せ場は思いっきり派手にたたみかける感じだったので、これがこの監督の持ち味なんだろう。
それはそれでまあ悪くない。

12月×日
気鬱。

12月×日
国立近代美術館。
所蔵作品展のみ。

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初めて見る作品も多くて良。
小磯良平の、なんとなくロートレックっぽいポスターとか面白かった。
岡本太郎と草間彌生はどうしても好きになれない。

神保町まで歩いて「@ワンダー」(古本屋)でSF/幻想文学の文庫本を物色。
C.A.スミスの「イルーニュの巨人」購入。

12月×日
大井競馬場。

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すごく久しぶり。
海が近いので以前はカモメをよく見かけたのだが、今日は見なかったな。
客を減らして飲食店の営業もかなり少なくしてるからエサが減って来なくなったのか、それとも何か他に理由があるんだろうか、ということが気になった。


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