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やりたいことはまだ分からない。でも好きなものは見つかった

わたしは食べることが好きです。

「あ。これ美味しい」
ぽつんと心の中でつぶやきがもれちゃうほど、思いがけない味に出会ったなら。何とも幸せな気持ちになる。パーっと世界が広がったような、自分の心のドアを大開放した気分になる。

そんなときKaoriさんの記事で、原田ひ香さんを知りました。

「ランチ酒」というシリーズ本。その名の通り、おいしいランチとお酒の数々が登場するのですが、その描写がまあ見事。読むたびに「近々食べに行かねば」と思うほど、ヨダレがあふれてきます。

ふがふが読んでて、思わずシリーズの本を全て買ってしまいました。

わたしはお酒に強くない。そのわりに飲みます。1杯でしっかり酔っ払い、楽しくなる。だから休みの日は、昼から飲むこともあって。えへへ。

もうひとつ、こちらのレモンさんのnote記事をキッカケに知ったマンガもご紹介。

全く知らなかったです。とってもやさしい内容。すごく癒されます。

ネタバレともなりますが、冒頭に主人公が病院にて「まあ、婚活でもして…」て言われるシーンがあります。そう!わたしもかつて言われたんだよー。笑ってしまった。

わたしは婦人科疾患があり、ホルモン剤を飲んでます。そのわりにバッチリ生理がある。薬じゃ抑え込めない、女性ホルモン強め体質の様子。

ゆえにでしょうね。「結婚して、子ども産んだらええねん」て医師に言われたのです。わたしは真面目な顔をして言いました。「相手がいないんです」。そしたら「それは自分で探せー」て言われました。ですよねーとソフトに受け止め。

わたしが医療者だから、あんま真剣に聞いてなかったてのも多分にありますが。なんとも適当な会話だわ。読んでたらふと思い出し、親近感でした。

こちらのマンガもタイトル通り、食べ物のお話。でも食べることを通して、生きることを見つめていくストーリー。「わたしなんか」とこぼしたくなるとき、この本をそっと開いて欲しい。

日々の食べるものがあなたを作っていく。豪華であれ、というわけじゃない。ただ目の前の食事を大切にするってこと。愛おしい自分を形作ってるのだから。

「やりたいことは何?」と問われても、わたしはスッと答えが出てきません。むしろ戸惑う。正直なところ、どう答えればいいのか分からないのです。

そんな私でも好きなものがありました。食べること、特に美味しいものを食べること。この上ない喜びで、幸せなひとときです。

そうして方向性を見定めたら、ステキなnote記事2つとのご縁をもらえました。

「好き」から、始めてみりゃいいか。少し肩の力が抜けたのでした。

では また

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