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ブロックチェーンに続く新技術DAGって知ってますか?

どうもぽんぬです。

今回はテクノロジーの話を少々。

ブロックチェーンとして台頭しつつある新技術DAGというものについて解説していきたいと思います。

※コンパクトに簡潔にまとめたため認識の相違やニュアンスが間違っている等があるかもしれません。お許しを。

目次

・モデルの比較

・1枚目:ブロックチェーン

・※公開暗号方式

・2枚目:DAG

・まとめ

モデルの比較

ブロックチェーンとDAGを説明する前にこれらの図を見てください。

1枚目はブロックチェーンのモデル図で2枚目はDAGのモデル図です。

ブロックチェーン↓

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DAG↓

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ーーーー共通してここがすごいーーーー

☆P2Pで中央集権型ではない、みんなで管理するモデル

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☆みんなでチェックするという新しい方法(コンセンサスアルゴリズム)

このように今まで銀行や電波塔のような存在が中央にありそれらを軸に動いていたビジネスモデルがこの技術によって変革が起きるのではということで注目されているのです。

(詳しくはこちら)


・1枚目:ブロックチェーン

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ーーーーブロックチェーンのここがすごいーーーー

☆マイニングという方法でみんなで不正を管理している安全性

※マイナーという人たちが特定の取引の正しさを検証して一番最初に検証できた人が報酬をもらえるシステムをマイニングといいます

☆全員がブロックチェーンを記録している点

☆公開鍵暗号方式を使いセキュリティを管理している

ーーーーブロックチェーンのここが心配ーーーー

・一本の鎖でつながれているため取引が遅い

・ブロック単位で取引がされているため新しくブロックを作るのに時間がかかる

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

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ここからわかるように、ブロックチェーンは管理する人が多く安全性が高い一方で安全性を追求した結果、取引が遅いなどの弊害が生じているんです。

※公開暗号方式

公開暗号方式とは受信者が作り出す2つの鍵を用いる暗号方式です。受信者は受け取るものにカギをできるように公開鍵を公開します。受け取るときにそれを開けるための秘密鍵という他人に渡してはならないカギでそれを開けて受け取るというわけです。

取引のプロセスで考えると・・・

①公開鍵で送信者に受け取るものを暗号化してもらう。

②受信者は秘密鍵で受け取ったものを開ける。

という流れです。

・2枚目:DAG

そこで登場したのがDAGです。


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ーーーーDAGのここがすごいーーーー

☆ブロックチェーンと違い同時並行で取引を進められるので取引が早い

☆マイニングという仕組みではないためより安価に取引ができる(トランザクション登録者あるいは少数の管理者が担当)

ーーーーDAGの心配な点ーーーー

・取引の正確性が多数決によって決定されるため、ブロックチェーンより安全性に欠ける

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ここからわかるように取引の構造やシステムの違いから取引が非常にスムーズになっているということがわかります。

しかし、そのスムーズさには安全性に欠けるリスクが潜んでいて課題点が残っている状況です。第一優先は安全ですからね。

まとめ

・ブロックチェーンはビジネスモデルを変える画期的なシステムだが、取引が遅いなどの欠点がある

・DAGはブロックチェーン同様に中央分権的でないビジネスモデルで取引も早いが安全性に欠けるためまだ立派な新技術として台頭していない。


https://aire-voice.com/dag/3782/

https://weekly.ascii.jp/elem/000/001/938/1938955/


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