マカロニえんぴつの歌ってワンオペ育児応援歌じゃん。

YouTubeでTHE FIRST TAKEを聴くのにハマっている。

プロ歌手達が一発撮りをするのだが、歌詞を間違えたりするのもライブ感。また味がある。むしろそれも期待していたり。

プロモーションビデオの様な飾りはないので、真っ白い背景に歌手の表情が映える。

女王蜂アヴちゃんの凄さに圧倒されていたら、マカロニえんぴつを見つけた。

名前からしてホッコリ系かと苦手視していたら、フルスイングの投球で魂をぶちぬかれた。

つまらない、くだらない退屈だけを愛し抜け

手放すなよ若者、我が物顔で

いつでも僕らに時間が少し足りないのは

〜（中略）　青春と一瞬がセットだから

なんてこった。これ私の枯れきった毎日のことや。

31歳なのに、母親なのに大人気なく、

3歳と0歳の息子に怒ってしまう毎日。

「お母さんの時間はいつなの？」

「毎日教育テレビしか見ていなくて退屈」

「公園いったってお母さんはつまらない」

などと息子に言ってしまっている。

ただ心の片隅で、こんな毎日も永遠じゃないと分かってる。

でも外野が言う『大変なのは今だけだよ』『可愛いうちに楽しんでおきなよ』は大嫌い。

今私が辛いのは事実。それをすり替えないでほしい。夫は週半分居ないし、居るときも何もしない。令和の時代、24時間ひとりで育児するプレッシャーがあんたに分かるか。

マカロニえんぴつのはっとりさんが歌で語ってくれた。つまらない現実を愛し抜けと。こんな日々を手放すなと。

自分の時間がないという事は、私の時間は息子達とのふれあいでいっぱいってことやな。

こんなすごい曲なのにマクドナルドのCM曲ってすごい。たしかにかかってたけど気づかなかった。ポテト揚がる時の音もオシャレに組み込まれてるしすごい。

独身時代を思い出す。

仕事で成果を上げても、「自分のためだけに頑張ることの限界」「守るものがほしい」と思っていた。

ないものねだりだな。

令和2年7月29日 夜食のナッツをかじりながら