不登校初期 保護者マインド編
今日もお読みいただきありがとうございます。
不登校支援、探究教室を運営している
「きときとの杜(もり)」です。
読んで実践するだけで、子どもとの関係がフカフカになり、子育てがもっと楽しくなる。そんなブログを書いています。
ある日突然「学校に行きたくない」と言われたら?
登校しぶり3日間にして欲しいこと
3日以降にして欲しいことを書いてきました
今回は、そもそも不登校は子どもの問題なのに、どうして親の心構えが必要なのか、書きます。
この記事を読むことで、まだ未経験、もしかしたらちょっと心当たりがある子どもの「行きたくない」にどっしりとした心情で挑むことができます。
では、スタートします。
子どもの「行きたくない」からスタートした
登校しぶりへの対応ですが、
前回は「ここからが正念場」と書きました。
ここから子供の気持ちが上がったり下がったり、揺れ動くからです。
そのたびに親も一緒に気持ちが高まったり低くなったりしていたら、子供が安心して不安な気持ちを表現することができません。
また、「お母さんは分かってくれない」
「あなたが学校に行かないせいで」など互いに相手を変えようとすることにエネルギーを注いでしまって、登校せずにエネルギーを蓄えているはずが、家でエネルギーを消費してしまうことにもなりかねません。
そこで、保護者の気持ちを安定させておくことがとても重要になります。
とはいえ、それが難しいのですよね。
それぞれ、気持ちの整え方や安定させる方法は違います。
「不登校3日目以降はどうするの?」
に書いたように
保護者も自分のエネルギーがたまる方法を探してください。
好きなアーティストのライブに行く
やってみたかった楽器の練習を始める
一人カラオケに行く
おいしいランチを食べる
なんでもよいので、自分のエネルギーがたまる方法を書き出してみてください。その中から実現可能なものに優先順位をつけて、一つ一つやってみましょう。
実践出来たら感想をお子さんに話してください。
「今日のライブでは、グッズ販売でほかの人と友達になっちゃった!」
「最近ピアノをもう一度習おうと思って、ワクワクする」
そんな感じで、自分の感じたままを話してあげてください。
「楽しそうだね。」
「私もやってみようかな、行ってみようかな」と言われればしめたものです。
大事なことは、親が安定しているということです。安定してエネルギーをため続けている状態の見本となるよう、本当に好きなことを思い出してみてください。
私のおすすめは、野菜スープづくりです。
なんでもよいので季節の野菜をたくさん刻んでスープにします。
フードプロセッサなどは使わず、とにかく時間をかけて調理に集中します。
コトコト煮込んでいる間もジーっとスープを見つめてみてください。
なんだかいろいろな発見があります。
「これからスープ作りに集中するからちょっと話しかけないでね」
と宣言して、作ることに浸ってください。
お掃除がいいという方もいます。
特にキッチン、トイレなどの水回りはきれいになった変化が分かりやすいので夢中になります。
兄弟児がいたり、介護があったり、それぞれに忙しい中とは思いますが、
お子さんを大切に思う気持ちを
まずは自分を労わることに使ってみましょう。
いかがだったでしょうか?
不登校3日目以降の保護者のマインドセットが重要であることが分かっていただけましたか?
もし、どうしたらエネルギーをためられるか見つけられない。
忙しすぎてそんなこと考えていられない。
というかたがいたら、一度お話しください。
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