読書で心に響いた名言集(28日目)

超訳 ニーチェの言葉

『心理を考えて伝える』
人に物事を伝える時は、コツがあります。
新しい出来事や相手が驚きそうな事柄を伝える時は、いかにもそれが周知の少し古い事柄であるかの様に話して伝えます。
すると、相手はすんなりと受け取る様になります。
こうしないで、新しい出来事を伝えると、相手はそれを自分が知っていなかった事に劣等感を覚え、そこからくる怒りを相手にぶつける様になります。
こうなると、相手に伝えなければならない事柄もまともに受け取ってもらえなくなります。
伝え方もとても重要で、傲慢な態度で新しい出来事を知っている事を自慢の様に話してしまうと余計に相手の劣等感を刺激してしまいます。
「脳ある鷹は爪を隠す」のことわざの様に、自分の優れたところを無駄に見せたりしません。常に謙虚で、ひたむきに。
このコツを知っているかどうかで、コミュニケーションの質が大きく変わってくるし、共同で仕事する場合は、その成否にさえ関わってきます。

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