高校倫理【無知の知〜ソクラテス】を教えてみた~語りなおし
某塾講師の時、そこそこに成績がよい高3生徒に
「倫理のテストが難しいです。」と数回限定の指導をお願いされた。
「堅苦しくて難しくてつまんないです、倫理は。」
『そんなことはないよ、人が所詮作ったものなのだし、心理学のはじめみたいなものだから。』
そうゼリーは言って、授業を始めた。
とは言ったものの
心の中では
(だよなぁ・・・高3のときばっちし不登校だったし、そんときの倫理わけわかんなすぎて・・・つまんなかったもんなぁ・・)
とも振り返っていた(-_-;)
一コマ60分×3回で期末テストが来てしまう(^◇^;)
ラス3でさてどうしたものか。
さあ人間くさい教科であり、心理学の源である倫理をどう楽しく学んでもらおうか。
ゼリーの冒険が今はじまる!!
あ、ちげ。
生徒さんとのあついかどうか知らんけどの冒険3話がはじまるぅ( ´艸`)
『まずは【無知の知】だね。
知らないことを知っている
とはなにか。
これね、日常生活でもたくさん溢れているんだよ。』
「そんなことあるんですか?!」
『ってか、それしかないと思うよ(^◇^;)
先生だって教えてはいる
けれど、本当に完璧に理解なんてしてないって気づいてる。
というか、永遠に完璧なんてないだろうね。
どんなに年を取ろうとも、経験をしようとも、1つを突き詰めたところで、たぶん終わりはない。
私が不登校を経験をしていた話をしたことあるよね?
経験していたとして、もう私は不登校についてなんでも知っていると思い込んだら、それは危ないよってことなんだ。
他のお子さんが不登校であって、
(それは私もしてたからわかるよ!)と言ったとするじゃん。
これ、結構デンジャー( ´艸`)
その子が私を遠ざける理由になるかもしれないって気づいてない時点で、
その子にも自分の気持ちがあるって知らないゼリー先生がもうそこにいる
じゃんか。
人は気持ちをわかってもらいたいのだけれど、全てを知られるのを好まない、あまのじゃくみたいな生きものだからさ⭐︎
人の心を完璧に理解なんかできないってことと、世の中の出来事もある程度似てるってことかもね〜。
極めました!とか、言う人って近づきがたいでしょう?笑笑
あと、
ドラマ相棒の杉下右京さんのように、
あんなに正しいことを言って賢いのに、周りに受け入れてもらいにくいのも、言い方を知らないってことにもなるよね。
うう・・好きなのに・・・じゃんねーん( ´艸`)
』
「そっかーー!( ^ω^ )
普通の生活でもあるあるですね、確かに。
杉下右京を持ち出すのが、おもしろーい( ◠‿◠ )」
他の教科もどんな教科もおもしろさを強化せよ!
実質と実感たっぷりに( ´艸`)
この生徒さんはNo. 1の点数をとったと、ご報告してくれました。
うれしかったなぁ、、
それだけでいいよね、うん
いいなと思ったら応援しよう!
サポートしていただきたいです☆彡学習と心理を掛け合わせた教育支援を広げる活動と、様々な本の執筆に励むサポートにいたします!