源氏物語
古文書のひらがなから、光る君へを見るようになり、枕草子関連の本を読む流れできているが、そもそも光る君への主人公は 紫式部であり、源氏物語を読む流れのはずだが、昔にちら見した記憶からなかなかふみきることができないでいる。
先日行った、美術館で源氏物語の特別展が開催されており、たくさんのひらがな書きを見ることができて面白かった。ただこちらは、百人一首と違い、一部の文字を拾えても、話のストーリーが全然わからない・・。基礎から勉強しているわけではないので、文字を見ても元の漢字が思い浮かばず、類推もできない状態。
授業で習った「春はあけぼの」というくだりと、そういう文がひたすら収録されているという印象しかなかった。が、実はいろいろな思いと、ひたすらにポジティブな日々をつづり中宮へ捧げようとする思いが込められているのをしり、1000年たっても読み続けられるものには訳があるんだな、と。1000年あるからこそ、いろいろな研究がされるのだろうけど、本当のところどのような思いで書いていたのかを確認するすべはもちろんない。が、納得感のある説だと思う。
源氏物語もいきなり本篇に手を出すのはハードルが高いので入りやすいものをさがす。昔は「あさきゆめみし」1択だと思うが、最近見つけたのがこれ
かなり今風のノリとテイストながら、しっかりと人物が描かれていると思う。といっても源氏物語ではなく、紫式部の話なので、大河ドラマとおなじ設定ということになる。
もう一つはこちら
同時期に活躍しながら接点はないというのが通説らしいが、お互いを知らないというもの考えにくい。大河ドラマでも顔を合わせているし、この本ではどのように会話しているのか気になる・・・
関連の本を読んでいると時代背景や、人物、などが見えてきて面白いのだがむしろそのまま本編に戻らず別のところに行ってしまうことが多い。
さて今回は本編までたどり着けるか???