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社内のホラクラシー勉強会資料を公開します

みなさんこんにちは!組織改善に励むのんにゃんです。

ようやく日本ではコロナがかなり下火になってきましたね。人とリアルで会う回数も増えていて、人間とかかわることの喜びを噛み締めている今日この頃です。


ホラクラシーは、弊社の理想の組織像の実現に大きく寄与する

先日、理想の組織像として「一人ひとりが納得して働ける、自律協調型組織」と定義しました。それを実現していく要素として、以下のように分解しています。

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社内で発表用に作った資料なので、一部わかりづらいところがあるかと思いますが、大項目としては4つ(中段)あり、それぞれに対して必要な要素を挙げています。ここに洗い出している「必要な要素」は、これまで調べた研究や文献を参考にしています。

「必要な要素」まで洗い出すと、何か施策を検討する際に、どこに影響があるのか分かりやすくなると思っています。人事周りの施策は、副産物や副作用がたくさん混在していて複雑なので、どの要素が向上し、結果としてどの項目に寄与するのかをできる限りはっきりさせておいた方が、自分としてもやるべきかどうか判断しやすくなるのではないでしょうか。


さて、弊社では以前からホラクラシーという組織構造に魅力を感じていて、一部のチームで取り入れていました。

ホラクラシーを学び、実践してきた中で、弊社の理想の組織像を実現させていくために「必要な要素」の数々を満たし、向上させてくれると感じています。

具体的には以下です。

・定期的に話せる場(小さな違和感を処理する仕組み)
・裁量(自律・協調行動の促進)
・役割の明確化(自律・協調行動の促進)
・セルフマネジメントスキル(自律行動の促進)
・仕事のゴールが互いに依存しているという認識(協調行動の促進)

結果として心理的安全性にも寄与するのではないかとも思っているのですが、直接的ではないと考え、ここでは省いています。

これだけ多くのいい影響があるのであれば、やらない手はないです。やはりホラクラシーを全社的に導入するよう進めていこうと思いました。

まずは勉強会を開催していく

ホラクラシーの最大の難点は、学習コストだと思っています。共通の価値観とルールを認識しているからこそうまく回るのであり、そうでないとむしろひずみを生んでしまう可能性があります。

ホラクラシーは組織のOSであり、これまでの仕事のやり方を根本から変えざるを得ないので、理想としては全員が同じレベルでホラクラシーを熟知しているべきだと思っています。

しかし、私自身も勉強を初めて半年が経ったくらいなので、隅から隅まで熟知しているとは言い難いのもありますし、ホラクラシーに興味のないパートナーもたくさんいます。興味がないにもかかわらず、学習させられ、これまでの仕事の哲学を覆されるなんて、そんな体験はしてほしくありません。なので、最初から全員に向けて勉強会を開催することが現実的ではないと思いました。

そこで、まずは社内でホラクラシーに興味のある人々を募り、その中でディスカッションのような形で勉強会を進めていくことにしました。

幸いなことに、約10名の方々が手を挙げてくれましたので、早速、2週に1回1時間の勉強会を始めました!弊社は約25名の規模なので、10名も興味持ってくれただけでとてもありがたいことです。

まだまだ未完成の資料ですが、以下に実際に使っているものを赤裸々に添付しますので、もしよろしければご活用いただいても大丈夫です。

近い将来的には、勉強会に参加してくれているメンバーをアンバサダーとして、一緒に全社への導入を目指したいと思っています。

そのために、まずは興味の芽を潰さないよう、いえ、私の溺愛するホラクラシーを好きになってもらえるよう頑張りたいと思っています!


日本ではまだまだホラクラシーの認知度も、導入している企業数も、かなり少ないので正攻法が確立されていないと感じています。

海外だと、ホラクラシーマスターのような認定を持っている人に導入を手伝ってもらうことも多いようですが、日本にはそのような方もかなり少ないです。

勉強会を始めたばかりなので、まだ骨が折れる気持ちでいっぱいですが、少しずつ前進させていくほかありません。頑張りましょう!!

それではまた!

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