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chelmicoちゃんがアナログゲームで遊んだよ!【連載「キスがピーク」】

世界史的にも激動と混沌を極めた2020年も終わりを迎えようとする中、「キスがピーク」の2020年は平和にアナログゲームで締めくくります! 勝つのはRachelかMamikoか!(結局バトル)

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取材&文/高木”JET”晋一郎 撮影/横山マサト
撮影協力/ドイツゲームスペース(https://game.cotori.net/

この日、chelmicoの2人がお伺いしたのは、渋谷にあるゲームスペース「ドイツゲームスペース@Shibuya」。日本を含めた世界各国のカードゲームやボードゲーム、テーブルゲームなどの「アナログゲーム」を貸し出し、プレイできるスペースだ(ちなみに、ドイツゲームとは「ドイツのゲーム」ではなく、アナログゲーム全般を指す一般名称。ユーロゲームとも言う)。
ゲームマスターの石丸さんとアリサさんにお話を伺いながら、プレイするゲームを決めていくchelmicoの2人。

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(左下から時計回りに「Spot It!」、「XING」、「ウボンゴ 3D」、「HANDS」、「マタンガ!」)

まずプレイしたのは「ウボンゴ 3D」(日本版発売元:株式会社ジーピー)。様々な形の3Dブロックを使って、指定された形に組み立て、どちらが先に正解の形に組み立てられるかを競うゲームである。そして完成させたら「ウボンゴ!」とコールするのがルール。
シンプルなパズルゲームなのだが、なかなか決められた形にならず「ぬお~この出っ張っちゃうとこ……切りてえ~」とバイオレンスモードに入るMamikoと、「もうほぼ出来てるから良いんじゃない? ほぼンゴ!」と勝手にルールを変えるRachelという、それぞれのキャラクターが出るのもゲームの魅力。

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続いては「マタンガ! 」(日本版発売元:COLON ARC)。「これはフィジカルも含めて戦うゲームです」というゲームマスターの言葉に、「どうしよう、初めてのケンカだ!(Rachel)」「解散の危機だ!(Mamiko)」と物騒なことを言い出すchelmico。このゲームは、ランダムに配置された数字の紙と曲った鉛筆、そしてサイコロを使い、まず鉛筆を持った方が、紙にランダムに書かれた数字を1から順番にマーク、鉛筆を持っていない方は6面中2面にだけマークが書かれたサイコロを、マークが出目になるまで振り続ける。そしてマークが出たら、相手の鉛筆を奪い数字を順番に……と、攻守が交代していくゲームである。

「マタンガ!」を楽しむchelmicoちゃんをご覧ください(※音量注意)

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そして始まれば、そこはもう戦場。血眼で一心不乱に数字をマークするRachel、賽を振り鬼神のごとく鉛筆を力ずくで奪うMamiko、そこにはいつもの愉快でピースなchelmicoの姿はもう……無かった……(大げさ)。

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ひとしきり2人で戦ったあとは、ゲームマスターのお2人を加え「Xing」(日本版発売元:リゴレ)でもうひと勝負。日本人ゲーム作家の篠原良英さん(篠原遊戯重工)制作のこのゲームは、「他のプレイヤーとかぶることがないように宝石を集め、他のプレイヤーに奪われないようにバリアを張り、他のプレイヤーが自分のものにする前に宝石を奪い取りましょう(リゴレホームページより抜粋)」というルール。

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どう宝石を取ればポイントが高くなるかという論理的な思考に加えて、他のプレイヤーとの会話を通して戦略を立てたり、ときには共闘しながらゲーム展開を有利に進めるという、「人狼」的なコミュニケーション能力とかけひきも問われる。ゲーム本編は、組み合わせた時の点数が高い宝石を細かく狙っていくRachelと、単品で点数が高くなる宝石を集める大穴狙いなMamikoという、人間性が垣間見える展開。結果はゲームマスターも抑えてRachelの勝利。宝石に囲まれたRachelは「まるで私の人生みたい!」とちょっとウザめのコメントを残した。

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そしてカードの書かれた絵を瞬時に見極める、判断力と瞬発力が必要な、子供から大人まで楽しめる「Spot It」(日本版は「ドブル」という名前で流通。発売元:ホビージャパン)を楽しんだchelmico。

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最後は「HANDS」(日本版発売元:ディアシュピール)でひと勝負。手札に書かれたハンドサインを各プレイヤーが見せあい、そのハンドサインが揃えばそのカードがポイントになり、一番ポイントが多いプレイヤーが勝者になるこのゲーム。

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矢継ぎ早にカードに書かれたハンドサインを披露し、白熱した試合展開へ。白熱しすぎてMamikoは人に向けたらアウトなハンドサインを見せてしまうなど、混沌とした試合は、ゲームマスターの勝利で幕を閉じた。

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間違えて出したハンドサインがツボに入りゲームができなくなるほど爆笑するMamiko(※音量注意)


ーーそんなわけで今回はお2人にアナログゲームを楽しんで頂きました。

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Mamiko 楽しかった~。

ーーマミちゃんは着てた服を1枚脱ぐくらいヒートアップしてましたね。

Mamiko 暑っつくなっちゃった(笑)。

Rachel でもホントに楽しかったよね。ボードゲームは時々しかやったことなかったから。大勢で呑んでるときに、たまたまそこにボードゲームがあったら「ちょっとやってみる?」ぐらいだもんね。

Mamiko 私はマジでほぼやったことがなかったから、こんなに楽しいんだって新しい発見だった。いい趣味見つけたかも知れない(笑)。

Rachel はじめてちゃんとガッツリやったよね。

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