目黒蓮と若林正恭から勝手に子育てを学ぶ…
たまたまに 久々に 見たTV番組「ボクらの時代」。
ドラマ「海のはじまり」の主演 目黒蓮、プロデューサー 村瀬健、そして主題歌を担当した back number 清水依与吏、という3名の回らしかった。
冒頭 話していく中で、目黒蓮が特に共感した詞 として、主題歌の歌詞の一部が紹介された。
ハッとして グッときたのだ。
その後、親子関係や その楽曲の制作過程などがさまざま語られたが、あまり集中できず 私は一度見るのをやめた。
なぜなら、その言葉を聴いて見て、オードリーの若林さんがラジオで語っていたことを思い出したからだ。
思い出して、自分の子育てについてぐるぐる思いを巡らせてしまっていた。
オードリー若林さんは 以前、
『子どもができて インタビューとかで「どんな子に育って欲しいですか」って聞かれるんだけど、娘がまだ小さくて喋れないから分かんない』
みたいな事を話していた。
そして、
『どんな人になりたいかを娘が自分で決められるよう、いろんな体験をさせてやりたい』
と言っていた。
子どもの人生は子どもが決める、そんなの当たり前のこと。
なのに、わが子の幸せを願いすぎるためか、日々の子育てに忙殺してか、見えない世間の枠にとらわれてしまってか、どうにも見失ってしまうのだ。
いや、願っているのは、自分の人生に子どもはこうあって欲しい、という願いではないのか。
ならば、子どもの人生、こんな親でいて欲しい、という願いに気付けているだろうか。
この三連休、一人で少し外に出ていた。
賑わっている商業施設で、
「早く行くよ!!」
「もう知らない!!」
「いい加減にしてよ!!」
「せっかく来たのに」
「静かにして」
などと、小さな子どもたちに一方的に怒っている親たちを見るのがとてもしんどかった。
言う気持ちが分かるだけに、少しだけ昔の自分を見ているようでしんどかったのだろうか。
好きな色を塗ってほしい。塗りたい色を見つけてほしい。みんなと違った色でもいい。なりたい自分を見つけてほしい。
もがきながらも穏やかに生きてほしい。オリジナルの幸せを見つけて感じて生きてほしい。
子どもの気持ちに気付ける親でいたい。子どもと対話できる親でいたい。子どもを信じて待てる親でありたい。
簡単なようで難しい。
難しいようで本当はシンプルなのではないか。
そんなことを考える三連休明け。
外の空気はすっかり秋。
ようやくエアコンも休ませてやれそうだ。
今日、私は 「海のはじまり」最終回を見て、「オードリーのオールナイトニッポン」最新回を聴く予定だ。
学校を長く休んでいる息子から、貯めたお小遣いで新しいゲームをインストールをしたい と手続きをお願いされ、久しぶりにガストのポテトが食べたいから一緒に行ってくれないか と誘われた。
私は笑顔で頷いた。
それでもうじゅうぶんじゃないか。