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feeling drawing#1
その事について知ったのは、つい2・3日前である。
noteの記事で見た「HSP」「繊細さん」
アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱したHSP(Highly Sensitive Person)という概念がベースになっている。
「繊細さん」という名称は「繊細さんの本」の著者:武田友紀先生が愛情をもってつけられた名前。
自身のその気質をお持ちとの事だった。
自分の長年悩んでいた体質を絵を描くことで表現し癒したいと記事で書いたばかりだったので正直言うと動揺した。
調べると世間ではもうテレビで知れていて著書も何冊か出ているようであった。テレビが苦手て人混みも苦手なのであまり見ないし、本屋にはだいぶ足を運んでいなかった。コロナの時代であるのも影響していると思う。
取り寄せようと思ったのだが、一日考える事になった。
「ストレスを感じやすい体質」と言われ人に理解されない事が多く、余り良い思い出もないし諦めてきたことが多かった。特に辛かったのは理解されない事で親と言い合いになり「どうせ分からない」と母に言い放ってしまったことは今でも後悔している。
しかし【この体質の性質を知れるなら知ってみたい】知識欲に負けて取り寄せてみたのが「繊細さんの本」である。
取り合えず半分読んで寝込んだ。
カルチャーショックの衝撃が凄かったかもしれない。
取り合えず質問がほぼ当てはまる。当てはまらなかったのは、自分で諦めて生きていくために閉じた事と説明すればよいのか・・
この感覚はアドラー心理学「嫌われる勇気」(岸見一郎/古賀史健)を読んでいらいだ。読了するのに大分時間を要した記憶がある。
読み進める度に今まで匿ってきた自分のナイーブなものが晒されてゆき、壊されてゆく。
それは脳が理解をするのに時間が掛かる作業になる。
今でも「嫌われる勇気」は本棚にある。
でも読み返す勇気は無いが、自分の価値観を変えてくれた一冊である。
もう性格を直すには若くは無いが、経験と知識で変える事はできる年である。
取り合えず今日はひたすら写経の様に絵を描いた。
筆を走らせると戸惑いに霞まされた自分が良く見える。
「否定して生きてきた自分を否定したくない」
しかし、よく内容を思い出すと自分の体調を維持するために参考になる術が記載されている。
心理学の親は哲学。
積み重ねられた統計の上に提示された答えの一つ。
きっと読み終わる頃には、一つ成長できているかもしれない。
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