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「雑に盛られたお正月」会話が聞こえてくる写真
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この大量の甘エビは、数年前の…たしかお正月に母の家に泊まりに行った時の写真。
一人暮らしの母は、お正月料理なんてものは食べない。海鮮と数の子を買っておいて、娘が遊びに来たら解凍しラーメン丼に入れて提供する。あとは、働いている飲食店のお節の端っこを何に盛り付けるでもなく輪ゴムがかかった透明なパックに入ったまま出してくれる。これで私の実家のお正月料理は完成です。
ちなみに母は何でもラーメン丼に盛り付けます。
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これは絹ごし豆腐で作った麻婆豆腐。
盛り付けは雑だけど、「母が盛り付けました感」があってすごく好き。
そして改めて写真フォルダを見返していて感じたことは、私はインスタグラマーが撮るような誰が見ても綺麗〜!な写真よりも、音や声、温度や匂いが伝わってくる写真が大好物。
【前にもこんな記事を書きました】
自分で撮った写真を見ていても“表面だけ綺麗に見えるように整えている写真”はつまらなく感じてしまう。
これからも「綺麗な写真」ではなく
「思い出や会話を写した写真」をたくさん撮っていきたい。