久しぶりに心を打たれまくった漫画、「東京ヒゴロ(1)」松本大洋
昔は漫画も本も色々と読みたいのがたくさんあって、時間もお金もたりないなぁ〜!なんて思って過ごしていました。
しかしー、歳をとるにつれて、物語をあんまり欲してない感じになってきておりました。
ドラマや映画は今も結構好きですが、役者さんの演技を楽しみにみているようなところもあって、ストーリーにたいして期待してないといいますか。
そんなで?娯楽から割と長い間、漫画や小説が抜けてる感じだったんです。(アニメはたまにみてます)
それがですね、昨年12月に読んだこの漫画が衝撃的な面白さで、いやーこの人はやはり天才だなぁと思ったわけです。
物語は主人公である漫画編集者、塩澤さんが30年勤めた出版社をやめるとことから始まります。ひとり暮らしの塩澤さんの部屋には文鳥がいて、節度を保った距離感の同居人といった感じの心地よい会話を繰り返しており、その暮らしの清らかな空気感がとても好印象です。
塩澤さんはいつでも誰にでも敬語のとても丁寧な方なのです。
一度は漫画から離れると決めた塩澤さんですが、彼の漫画に対する情熱は消えることがなく、自費で自分の作り
たい漫画誌を作ろうと動き始めます。。。
さて、この先どうなるのでしょうか!!!!!
現在、ビックコミックオリジナルで連載中なのでまだわかりません!!!!
1巻は2021年9月に発売されました。
2巻、すごく楽しみです!
最初に読んだときに、うわーんって感じで泣いてしまいました。あはは。
読み終わった直後に、面白すぎて、また最初から読み直しました。
自分の好きなものに対する熱い思いが、時には温度が下がったりしながらも、いつまでも消えてしまうことがなくあり続けたら素敵なことだなぁ。
もともと、松本大洋さんの作品は好きですが、振り返ると20年くらいまともに読んでなかったので、遡って過去作を読んでいこうと、ひとまず「ルーヴルの猫」を読みました。
「ルーヴルの猫」については、また別で感想を書きたいとおもいます〜!
「東京ヒゴロ」、結構話題になっている作品と思いますので、漫画が好きな同世代の方はすでに読んでる方も多いかもですが、超お勧めなので、松本大洋久しぶりの私のような方もぜひ読んで頂きたい感じですよー!