旅先で見つけた心の故郷 ～長野旅～

9月中旬に、日本屈指のパワースポット「戸隠神社」の五社めぐりに行ってきました！

戸隠神社は古くからの信仰の対象であり、多くの神話や伝説が残っています。

特に忍者の里としても知られ、歴史的な背景が深い場所です。

JR長野駅からバスで約1時間、奥社入口からスタートして徒歩でめぐることもできるし、もしくはバスを利用することも可能なので、体調や体力を考慮して選ぶと良いかもしれません。

私たちは奥社入口までバスで行って、徒歩で五社めぐりすることに決めていました。

＊＊＊

バスを降りて比較的平坦な道を歩き進めると、いつの間にか大きな杉の木が参道の両脇に現れ、空気が変わったように感じました。

時々、茂みの中で「ガサガサ」と物音がすると、熊かもしれないと内心ドキドキしていたのは、私たちだけではないはずです。

参道中間にある荘厳な「随神門」を抜けると、絶対に見たかった「杉並木」の景色が広がり、大感動！

樹齢400年以上のその厳かな佇まいと神秘的な空気感に、神の存在を感じずにはいられません。

その聖なる空気を胸いっぱいに吸い込んで、体の中に循環させるようなイメージで深呼吸を繰り返しました。

杉並木を超えると、景色はガラリと変わります。
普段運動しないアラフィフには、厳しく険しい石段の道がしばらく続きました。

9月とはいえ、今年の異常な暑さに体力を奪われ、汗だくになってかなりしんどい思いをしましたが、すれ違う参拝者の方々と声を掛け合いながら、何とか奥社まで辿り着くことができました。

山登りって本当にひとりひとりの助け合いが大切なんですよね。

登り切った後、水をゴクゴクと飲みながら見上げた空は真っ青で、時折吹きぬける爽やかな風がとっても気持ち良かったことを、一生忘れないと思います。

＊＊＊

奥社と九頭龍社へのお参りを済ませた後は、来た道を奥社入口まで戻ります。行きとは違って帰り道はとても早く感じました。

ちょうど時間も良い頃だったので、予定通り戸隠蕎麦とおやきで腹ごしらえすることにします。

旅に来たら、地元グルメを一品は必ず味わうというのがマイルール。おまけに蕎麦は大好物なので、めちゃくちゃ楽しみにしていました。
長野にいる間、ずっと蕎麦でもいいくらいです♪

食が旅の楽しみのひとつと言う人は多いのではないでしょうか。

そしてお腹を満たした後は、残りの中社・火之御子社・宝光社を目指して再び歩き始めました。

道に迷って右往左往することもありましたが、友人と他愛もない話をしながら励まし合い、何とか五社めぐりを終えることができました。

清々しいほどの達成感と、感謝の気持ちが湧いてきて、うるうるしてしまったことは、友人には内緒です・・

今回の長野旅は、戸隠神社の五社めぐりがメインでしたが、初日は小布施でモンブランを堪能したり、最終日は善光寺で「お戒壇巡り」を体験したりと、時間ギリギリまで観光を楽しむことができました☆

ここのところ、仕事やプライベートでモヤモヤしていた時期だったこともあってか、思い切り心のリフレッシュができてスッキリした気がします。

3日間ともお天気に恵まれて、すべて予定通りに過ごすことができ、感謝しかない大満足の旅となりました。

長野にいる時間が本当に自然で楽し過ぎて、またお気に入りの場所を見つけてしまいました♪

長野旅、おススメです！