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書いたり消したり@今の悩み

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どうも、本や学びやmerkki(メルッキ)店主の、じーもです。
今回は毎度ながら(?)お悩みを書いてみようと思います。


どうしたいのか、を考える

現在、本や学びやmerkkiでは、お店の中央に「棚市」というシェア型書店、棚貸しのスペースがあります。15個の棚があり、現在そのうち1つをご利用いただいています。

料金は2つのプランから。
一つは月額2000円の販売手数料なし。
もう一つは月額500円の販売手数料1冊につき100円。3カ月まで。


ここまで淡々とシステムの話をしているんですけど。
そもそもの話。

棚市は必要なのか?

と考えてしまう自分がいます。
どうしてだろう。自分でもあまりわかっていないこともあるかもしれませんが、少し考えてみます。

まず。
棚市、つまりシェア型書店とは、ざっくりいうと自分で小さな本屋を営むことです。自分で作った本や私物の本を他の誰かに買ってもらう。つまり、そこには「モノを売る」という根本的なシステムが存在しているわけです。

本屋(本だけでなく雑貨も売っている)本人が何を言っているんだ
、と言われそうですが。。

棚を貸して、その方の選んだ(つくった)本を置いて、わたしにできることは何なのか?それは、買ってもらうこと、になるわけで。
たぶん、この部分に違和感を抱いているのだと思うんです。

たしかに、自分の作った本や選んだ本を自分の本屋のようにディスプレイできるという意味では面白い経験だし、それだけでその人にとって価値あるものになるかもしれません。

でも、お店全体を見ても決して来てくれる方たちは多いとは言えず、そんな中、本を売ることだけが棚を借りてくれる方への恩返し(?)となることになんだか違和感がある、、というわけなのです。

はい。とても元も子もないことを言っているわけなんですが。
でも一方で。これまでお店を開けていて、いろんな声を聞くことができました。

「ここに棚を借りて本を置いてもらえるのが目標です」
「本を作ったのでまた持ってきます」

そんな声を聞くと、この空間(棚市)があることで誰かの意欲につながるのならいいな、とも思います。でも同時に、

「売るまでではないけれど紹介したい本があるんだけど・・」

のような声もありました。
つまり、売らない本屋(お店の中だけで読める本)の貸し棚、というわけです。その場合は、売ることに重きを置かなくても済むわけなんですよね。

つまるところ、どうしようか悩んでいるんです。
そして、続けるかどうかの基準として、自分自身がどんな場所にしたくて、どんな人を大切にしたくて、自分がどうしたいか、という基準で考えたいと思うんです。

だから、もう少し時間はかかるかもしれませんが、自分を見つめながら、考えてみようと思います。

どうすればいいのか、を考える

さて、本やmerkki(9:00~16:00)では、ご来店いただくことが増えており。本屋として認知していただいているわけなんですが。問題は学びやmerkki(17:30~21:30)の方でして。

日中もそうですが、このお店。入りにくいんです。
なぜなら大きな看板もなく、見た目は工場(元々工場でした)のままですから。

日中の様子
日没後の様子

ね?
入ろうと思えないでしょ?
勇気いるでしょ?

そうなんです。
とっても入りにくいので。

じゃあ、どうすれば来てもらえるのか?
・・・とりあえず来てもらって、中に入ることに慣れてもらおうか、と。

そこで思い付いたのが、読書会や朗読会。ある程度ターゲットを絞ってのイベント。(例えば学校の先生を呼んで学校以外の世界を知ってもらえるような何か?とか。)

でもそこで尻込みしちゃうのが、THE豆腐メンタル!(カッコつけるところではない。)

理想としては、あらかじめ知り合いの人に声をかける。できればその方たちに一人でもいいので知人を誘ってもらう。そうすれば、夜のmerkkiにお招きすることができる。

そうやって考えてはみるものの、、なかなか勇気が出ない。億劫になってしまうんですよね。もちろんそんなこと言っても始まらないし、何も失うものはないわけで。だからやるっきゃないでしょ!!っていうことはわかってはいるんですけど。。

あ、だからどうすればいいのか、はわかってるんですね。
あとは・・

考えるよりも行動・・・はわかってる

そう、行動です。行動。
動けばいいんですって。動けば。
声をかければいいんですって。ただ、それだけ。

でも・・・
怖いじゃないですか。やっぱり。

迷惑だったらどうしよう。
ほんとは行きたくないのに付き合いで来てくれたらどうしよう。
来てもらってもおもしろくなかったらどうしよう。

やらない理由、やりたくない理由なんて数えればキリがありません。
そこまで頭ではわかっているつもり。でも。。やっぱり、、ねぇ。

でもそんな葛藤がある自分も認めて、それをわかったうえでゆっくりとやっていけたら、と思っています。

だから、もう少し時間がかかるかもしれません。
ビジネスとして。経営としては失格かもしれませんが。

最後に

続けるのにはお金が必要です。
同時にそれは、その商いが周りにとって必要とされていることにもつながります。でも、それだけでもない、と思いたい。

数字に対するささやかな抵抗、みたいなものかもしれません。そうはいっても商売ですから。お金が必要なのはそうなんですけど。。

金銭的にも時間的にも、許される範囲で、自分の想いを大切にしながらお店を続けていきたいと思います。もちろんそれが甘いと言われようとも。自分のすることですから。自分が納得するのがまずは大事、にしてみようと思います。

本日も最後までありがとうございました。よければまたお会いしましょう。では。


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