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寂しい会話【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1700日をコミット中! 1666日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも数分で楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
寂しい会話
をお伝えいたします。



今日一日、こんなに仕事をしたのに、ほとんど会話をしなかったという日が時々ある。

そんな日はいつも以上に疲れを感じる。

どういうことかと言うと、
事務係の上長はとてもお忙しい方だ。だから仕事中に話かけられるのを極端に嫌っている。

話があるのだったらメールをするように言われている。ほんの些細なことだからと思ってつい彼女に話しかけると、十中八九、塩対応される。



だから事務所内で事務係はほとんど会話をしない。仕事の確認事項でも、有給休暇の申請でも、ほとんど全てメールでするように上長に言われているから、はた目にはただ一日中、PCを打っているとしか見えない。

声には出さない会話をメールでしている。




事務所内で営業と製図部門の方たちの話し合いが耳に入ってくる。

営業員がお客様からの要望を聞いてきてそれを製図する時の伝達時の話し合いが静かな事務所内で繰り広げられる。
聞かないつもりでいてもその声は大きいから聞こえてくる。


ここには突き出しの室名札を付けてほしい。絵柄は保育園だから幼い子どもでも分かるようなデザインでお願いしたいとか。

すると、どのくらいの大きさなのか、それはどのくらいの高さの位置にするのか、トイレと言う言葉だけでいいのか、動物や花などの絵柄が必要か。
色の指定はあるのか。室名札の材質は木材なのか他のものなのかなど、事細かなことが話し合われる。


その話はすぐには終わらない。延々と続く。
事務所内で電話が鳴っても来客があってもその話の音量は変わらず続く。




以前の製図部門は事務室の端にあり、話し合いは製図部門の人の机のところで行われるから話し合いはあまり聞こえてこなかった。

しかし、数年前に今の建物に移転してきて、事務所の真ん中あたりに製図部門の方々の机が並ぶようになった。

込み入った話の時はミーティングルームで話をしているが、ちょっとしたことは机のところで話をする。


製図部門の席が近くなった当初は、彼女らの話し声がとてもうるさいと感じた。


しかし、製図部門の討論が聞こえてくると羨ましく思う。
自分の言いたいことをそのままぶつけて解決していく様子が羨ましい。コミュニケーションをしっかりとってからその制作にとりかかっているからだ。


文章は気持ちをある程度抑えた状態で作られている。
曖昧な感じを文字にするのは難しい。
だから文字で伝えるよりも言葉でそのまま言えば伝わりやすい。




ほとんど人と会話をせずに終わる日がある。
仕事は捗り充実感はあるが、しかし、自分の感情は置き去りにされている気がする。



メールで終わる会話は、無駄話はしていないからいいような気がするが、しかし、大事なものを置き去りにしている感じがする。




メールは必要な事が文章化されていればとても便利である。

しかし、それは感情が伴わない寂しい会話である。

無駄と言われている会話も時には必要だと思う。






今回は
寂しい会話
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。








◆◆ アファメーション ◆◆
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