1400
※note毎日連続投稿1414日をコミット中1400日目。
※「自分が結婚できる気がしない」と言う愛おしい娘たちに向けて。
※音声・文章、どちらでも楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
どこにでもチャンスは転がっている
をお伝えいたします。



その人は素足だった。
初めての人に会うのに…
お見合いの席なのに…
その人は素足につっかけでやってきた。


なんて常識はずれな人なの。
私は心の中で憤慨した。

また、人はある程度、お世辞を言ったり
相手を持ち上げたりするものだが
この人はそんなことを一切しない。
あぁ、この人、問題外。

選手には勿論、ベンチにも入っていない。
一般の応援席の人。
最初から場外のひと。

私はその人を一瞬でそう決めつけた。


背丈は高そうだった。
体格もしっかりしていて胸板は厚そうだった。

肌はもともと色白なのだろう。
色白ゆえに日焼けが目立って皮膚は赤かった。

ふ～ん。
そんな人も居るんだと思った。


服装は多分ワンコインで買えるくらいのありきたりのポロシャツ。

下はスラックス。ジーンズとかパンツとかではなく、
ありきたりのスラックス。

そして、素足であぐらをかいて座っている。

お見合いにあぐら。
どう考えても、この人、自由すぎる。


でも、出された焼き魚を食べる時の箸の使い方がきれいだった。
食べた後がとても整っていた。

お魚が好きな人なんだ。


髪の毛は黒々ふさふさで天然パーマだった。
今日の為に散髪屋に行くという配慮は起きなかったのだろうか。

少し伸びているその髪型が、私の
「こうあらねばならない」の基準から大きく外れていた。


第一印象は、この人は絶対に論外。

服装のセンスゼロというかマイナス。
素足につっかけ。これが決めてだった。



縁がなかったのよね。
自分で自分を慰めた。



しかし、彼と私はその後
大恋愛の末に結ばれた。

夫との出会いは、ある意味最高だった。



世の中、何がどうなるかは分からない。
絶対、論外だと思っていた人が
この世でかけがえのない人に見えてくることもあるのだ。


だから、人生、諦めるのは早い。
こんな私でも愛されたのだ。
どこにでも可能性は転がっている。






今回は
どこにでもチャンスは転がっている
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。　

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。





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私は愛されています
大きな愛で包まれています

失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています

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