「勇気」を試された東京でのオフ会【音声と文章】
山田ゆり
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私が参加しているコミュニティの皆さまと東京で会ってきた。
普段はチャットやズームでの接点しかなく、直接お会いするのは今回が初めてだった。
俗に言う「オフ会」というもの。
「オフ会に行ってきました」というと、何かキラキラしているように見えるかもしれないが、私の場合は決してそうではなく、モヤモヤ・ドロドロ・ドキドキの連続だった。
そして、その都度、「勇気」を試されていた。
普段のズームは顔出しをしているから相手のことは分かっているつもりでいた。
だから、オフ会に申し込んでから前日までは、
「何度もズームをしているから相手の事は分かっているつもり。
だからわざわざ3:30に起床して駅まで車、それから在来線にのり、新幹線に乗り換えて東京でお食事をして、それからまた新幹線と在来線と車を使い、23:45頃に帰宅するようなことをして何になる?
つまり、お食事するためだけに時間とお金をかけて、わざわざ東京に行く必要ないじゃない?」
と、何度も自問自答していた。
また、メンバーは私の子どもくらいの年代の方が多く、未だに人見知りを克服できていない私は、皆さんに余計な気遣いをさせてしまい、お荷物になるかもしれないという不安があった。
しかし、皆さんにお会いする機会は今後、あまりないかもしれない。
また、最近、年齢を感じることが起きていて、元気なうちに行きたいところへ行ってみたいという気持ちもあった。
そして実際にお会いしてみるとその人の好さを何倍も感じることができたのが不思議だった。
東京に着いてまず、集合場所の確認をした。
集合場所を何度も地図アプリで確認しながら探したが、方向音痴歴60年の私はその場所を見つけることができなかった。
集合時刻より2時間前に新幹線が着くようにしたのに、集合時刻は刻一刻と迫ってきていた。
どうしよう。
地図を何度もやり直しても分からない。
周りの人に聞こうとしても、皆さん、忙しそうに歩いている。
諦めて帰る?
魔が差しそうになった。
大都会の中で迷ってしまった。
「樹海」は行ったことが無いが、こういう気持ちになるのかもしれない。
すると、コミュニティのリーダーの方が、「この階段を上がるとそこです」というチャットを上げて下さった。
その階段は、先ほど通ったところだった。
そして私はやっと集合場所を発見した!
たったそれだけのことだったが、私は嬉しくてしょうがなかった。
そしてふと、
「私と同じように迷子になっている方がいるかもしれない。
だから駅の改札口で他の方を待っていよう。」と思い、改札口へ戻った。
(しかし、結局は、私以外、誰も迷ってはいなかった^^)
改札口で少し立っていたら見覚えのある方が目の前を横切った。
その方は全く迷っているような足取りではなく、すたすたと集合場所へ向かっていた。
どうしよう。あの方に似てはいるけれど人違いだったらへんな顔をされるかもしれない。
そのように私が躊躇している間もその方はどんどん遠くになっていく。
どうしよう。
「よし!」
私は勇気を振り絞ってその方の背中に声を掛けた。
振り返ったその方から笑顔がほころんだ。
良かった。
私たちは一緒に集合場所へ向かった。
大都会の中で、人さまとの接点のありがたさを感じた瞬間だった。
背の高いその方と並んで私にしては珍しく大股に歩いた。
髪を切ったばかりの私の前髪がふわりと上に立ち上がり、猛暑の中で一瞬、
清涼な風を感じた。
※前日から当日の夜までの様子です。(X(旧Twitter)が開きます。
前日の日報
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819712744616300830
当日の在来線の中から
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819834878944489916
朝食
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819844170921697442
東京駅に着いた!
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819912876955779176
当日の日報
https://x.com/ebinabotukuda/status/1820114882899161459
note毎日連続投稿2000日をコミット中!
1921日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む。
どちらでも数分で楽しめます。#ad
「勇気」を試された東京でのオフ会
#66日ライラン
普段はチャットやズームでの接点しかなく、直接お会いするのは今回が初めてだった。
俗に言う「オフ会」というもの。
「オフ会に行ってきました」というと、何かキラキラしているように見えるかもしれないが、私の場合は決してそうではなく、モヤモヤ・ドロドロ・ドキドキの連続だった。
そして、その都度、「勇気」を試されていた。
普段のズームは顔出しをしているから相手のことは分かっているつもりでいた。
だから、オフ会に申し込んでから前日までは、
「何度もズームをしているから相手の事は分かっているつもり。
だからわざわざ3:30に起床して駅まで車、それから在来線にのり、新幹線に乗り換えて東京でお食事をして、それからまた新幹線と在来線と車を使い、23:45頃に帰宅するようなことをして何になる?
つまり、お食事するためだけに時間とお金をかけて、わざわざ東京に行く必要ないじゃない?」
と、何度も自問自答していた。
また、メンバーは私の子どもくらいの年代の方が多く、未だに人見知りを克服できていない私は、皆さんに余計な気遣いをさせてしまい、お荷物になるかもしれないという不安があった。
しかし、皆さんにお会いする機会は今後、あまりないかもしれない。
また、最近、年齢を感じることが起きていて、元気なうちに行きたいところへ行ってみたいという気持ちもあった。
そして実際にお会いしてみるとその人の好さを何倍も感じることができたのが不思議だった。
東京に着いてまず、集合場所の確認をした。
集合場所を何度も地図アプリで確認しながら探したが、方向音痴歴60年の私はその場所を見つけることができなかった。
集合時刻より2時間前に新幹線が着くようにしたのに、集合時刻は刻一刻と迫ってきていた。
どうしよう。
地図を何度もやり直しても分からない。
周りの人に聞こうとしても、皆さん、忙しそうに歩いている。
諦めて帰る?
魔が差しそうになった。
大都会の中で迷ってしまった。
「樹海」は行ったことが無いが、こういう気持ちになるのかもしれない。
すると、コミュニティのリーダーの方が、「この階段を上がるとそこです」というチャットを上げて下さった。
その階段は、先ほど通ったところだった。
そして私はやっと集合場所を発見した!
たったそれだけのことだったが、私は嬉しくてしょうがなかった。
そしてふと、
「私と同じように迷子になっている方がいるかもしれない。
だから駅の改札口で他の方を待っていよう。」と思い、改札口へ戻った。
(しかし、結局は、私以外、誰も迷ってはいなかった^^)
改札口で少し立っていたら見覚えのある方が目の前を横切った。
その方は全く迷っているような足取りではなく、すたすたと集合場所へ向かっていた。
どうしよう。あの方に似てはいるけれど人違いだったらへんな顔をされるかもしれない。
そのように私が躊躇している間もその方はどんどん遠くになっていく。
どうしよう。
「よし!」
私は勇気を振り絞ってその方の背中に声を掛けた。
振り返ったその方から笑顔がほころんだ。
良かった。
私たちは一緒に集合場所へ向かった。
大都会の中で、人さまとの接点のありがたさを感じた瞬間だった。
背の高いその方と並んで私にしては珍しく大股に歩いた。
髪を切ったばかりの私の前髪がふわりと上に立ち上がり、猛暑の中で一瞬、
清涼な風を感じた。
※前日から当日の夜までの様子です。(X(旧Twitter)が開きます。
前日の日報
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819712744616300830
当日の在来線の中から
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819834878944489916
朝食
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819844170921697442
東京駅に着いた!
https://x.com/ebinabotukuda/status/1819912876955779176
当日の日報
https://x.com/ebinabotukuda/status/1820114882899161459
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